Aurender、ブランド初のオーディオ用スイッチングハブ「NH10」
エミライは、同社取り扱いブランドAurender(オーレンダー)から、ブランド初のオーディオファイル向けギガビットスイッチングハブ「NH10」を12月に発売する。価格は726,000円(税込)。カラーバリエーションはシルバー/ブラックの2色を展開する。
同ブランドが15年にわたるネットワークトランスポート開発で培った技術を結集したというブランド初のスイッチングハブ。
本機をDLNA/UPnP、Roonなどのネットワーク中に組み込むことで、音楽データのジッター、ノイズ、電源品質を極限まで最適化し、ネットワークオーディオに新たな次元をもたらすと謳っている。
心臓部には、周波数安定度<0.005ppmの超高精度OCXO(恒温槽付水晶発振器)を搭載。FPGA同期制御により、全ての内部動作を単一のマスタークロックに完全同期させることで、タイミングの不一致を徹底的に排除したという。
さらに、10MHz/50Ωの外部マスタークロック入力(BNC)も備え、より高精度な外部リファレンスクロックを接続可能。システム全体のクロック精度を極限まで高めることもできる。
LAN(RJ45)ポート6基、SFPポート2基、合計8基のポートを装備。LANポートのうち4系統に7重、2系統に2重絶縁フィルターを施しており、ルーターや接続機器から侵入する電気的ノイズを段階的に除去することで音楽信号の純化を図っている。
SFPポートを活用することで光ファイバーによる光絶縁も利用可能。電気的ノイズを完全に排除し、理想的な信号伝送が実現できるとする。
ボディには精密加工した高剛性アルミニウムを採用。外部からの振動と電磁干渉を効果的に防ぎ、繊細な内部回路を完全に保護するとアピールしている。すべての回路に電力を送る電源部には、ノイズを生む恐れのあるDC-DCコンバーターを一切用いないリニア電源システムを搭載。クリーンな動作環境を追求しただけでなく、低消費電力/低発熱も兼ね備え、長期的に安定動作が可能だとしている。
ほか、各ポートの通信状況を示すLEDインジケーターのオンオフを背面パネルから操作可能。LEDのわずかなノイズすらも抑え込める設計とした。外形寸法は430W×56H×355Dmm、質量は8kg。































