デノン、アルミフロントパネル採用のハイコンポ新シリーズ“D-F102”を発売

デノンは、ハイコンポの新製品として“D-F102シリーズ”を6月下旬より発売する。本シリーズは、“AEシリーズ”を継承したアルミフロントパネルを採用。シリーズ全てのコンポーネントユニットの奥行きを250mmに抑え、狭い場所での設置も可能にしている。


■チューナーアンプ「DRA-F102」　49,350円（税込）

80kHzまでの周波数特性を確保し、さまざまな高品位音楽ソースに対応したチューナーアンプユニット。出力段には同社アンプ製品が搭載するHC（High Current）トランジスターを採用している。また電源部は、磁気効率が良く、低歪み・低損失のトロイダルトランスと、高音質ブロックコンデンサー等により構成。安定した電源供給を実現している。さらに、スピーカー「SC-F102SG」の特性にあわせた、SPEAKER OPTIMISE回路も搭載した。

また本機は、別売のiPod用コントロールDock「ASD-1R」専用端子や、DAP接続に便利なアナログミニジャック入力端子、アナログレコードプレーヤーが接続できるPHONO（MM）端子などを装備し、様々なソースの再生に対応している。


■CDプレーヤー「DCD-F102」　37,800円（税込）

192kHz/24bitの高精度D/Aコンバーターを採用したCDプレーヤー。サンプリング周波数を8倍に上げてD/A コンバーターに送り込む「8倍オーバーサンプリングデジタルフィルター」を搭載し、高周波ノイズの低減を実現している。

また本機は、CD-RやCD-RWに書き込んだMP3、WMAオーディオファイルの再生に対応。MDレコーダーなどへのデジタル信号伝送が可能な光デジタル出力端子を2系統装備している。


■MDレコーダー「DMD-F102」　47,250円（税込）

長時間ステレオ録音が可能なMDLPモードを搭載したMDレコーダー。CDからMDへの録音がワンタッチでできる「CDSRS」機能を搭載したほか、CDやFMなどの音楽を聴いているときにPICK RECボタンを押しておくことで、気に入った曲が流れたときにその曲が終わるまでにエンターボタンを押すだけで曲の頭から録音することができる「MD PICK REC」機能を搭載した。


■カセットデッキ「DRR-F102」　26,250円（税込）

テープを安定した状態でホールドできる水平ローディングメカを搭載したカセットデッキ。曲の頭出し機能や、CDプレーヤーDCD-F102とのシンクロ録音が可能なCD SRS録音機能などを搭載している。


■スピーカーシステム「SC-F102SG」　49,350円（ペア・税込）

D.D.L（DENON Double Layer）コーン採用の口径14cmウーファーユニットを搭載したスピーカーシステム。トゥイーターは2.5cmソフトドーム振動板を採用した。開発はヨーロッパのサウンドデザイナーと共同で行ったという。

バッフル板には天然木突板セミグロス仕上げを採用。スピーカー端子はバナナプラグ対応で、スピーカーコードはOFC材を採用した「AK-1000（3m×2）」を付属している。

【問い合わせ先】
デノン
TEL/03-6731-5540

（Phile-web編集部）