公開日 2000/11/24 17:10
注目ブランドから管球式ヘッドホンアンプ登場
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これは、9月の真空管オーディオフェアでプロトタイプが展示され、来場者の話題を集めていたモデルである。
Valve Xは、歪みやハム、ノイズをキャンセルし、微小出力時のS/Nを高める目的で、双三極管12AU7のプッシュプル方式を採用。従来のオペアンプICや高抵抗が直列に挿入されたアンプ類のヘッドホン出力とは一線を画す音づくりが図られている。また、トランスにタップを設け、100Ω以上と以下に切り換え可能とすることで、インピーダンスが16〜600Ωのヘッドホンの接続できる。事実上、インピーダンスのミスマッチングを心配することなく、世界中のほとんどのダイナミック型ヘッドホンを使用できるわけである。
価格は58,000円。試聴レポートは『季刊・オーディオアクセサリー100号』(2001年2月21日発売)に掲載の予定である。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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- ブランドSOUND
- 型番Valve X
- 発売日2000年12月下旬
- 価格\58,000
【SPEC】●出力:650mV+650mV ●使用真空管:12AU7×2 ●入力端子:RCA ●スルーアウト端子:RCA ●ヘッドホン端子:標準ジャック(前面)､ミニジャック(後面) ●周波数特性:10Hz〜60kHz ●残留ノイズ:0.1mV ●適合ヘッドホンインピーダンス:16〜600Ω ●ヘッドホンインピーダンス切り換え:100Ω以下(16〜100Ω)←→100Ω以上(100〜600Ω) ●サイズ:130W×170H×230Dmm ●質量:3.4kg
