2017/03/30

【開発者に聞く】マランツ「PM-10」は、“録音現場の音”を目指してスイッチングアンプを選んだ

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写真右より(株)ディーアンドエムホールディングス GDP エンジニアリング 村山 匠氏、マランツ・サウンドマネージャー 尾形好宣氏、マランツ・ブランドアンバサダー 澤田龍一氏

Marantz「PM-10」¥600,000(税抜)

Hypexのスイッチングアンプ「Ncore(左)と専用スイッチングアンプ(右)」

PM-10の筐体内部。中央奥がスイッチングアンプ。右側がプリアンプ回路、左側中央がスイッチング電源、中央前方がプリアンプ用トランスとなる

Hypex「Ncore」はBTL駆動用に合計4基を搭載。それぞれヒートシンクと背中合わせにして配置されている

プリアンプ部は三層になっており、最上段(写真左)がバランス回路、中段(写真中央)がアンバランス回路、下段(写真右)がフォノイコライザー回路となる

尾形氏は、セパレートアンプを1筐体で実現すると掲げた以上、プリアンプをフルバランス構成とすることは必須だったと説明する

パワーアンプ用のスイッチング電源。写真は1ch分となる

プリアンプ用には大型トランスを搭載

村山氏はアンプの設計を担当。HD-AMP1の開発にも携わったという

PM-10の背面端子。スピーカーターミナルは2系統を備えるが、あえて個別のオン/オフ機能は省かれている

前サウンドマネージャーである澤田氏。スイッチングアンプならではの音質傾向について説明してくれた

尾形氏はPM-10を自宅システムに持ち込んで、普段使っているSC-7/MA-9との比較試聴も行ったという

マランツの開発試聴室に設置されたPM-10とSA-10

澤田氏は、現代録音の製作現場でスイッチングアンプがモニターとして用いられるのが一般的であることについて言及

スイッチングアンプへの挑戦は、アナログアンプを否定するものではなく、むしろ“マランツとしての手札を増やす”ことになるとのこと

HD-DAC1(右)とHD-AMP1(左)。いずれもコンパクトなモデルだが、PM-10の開発過程における新技術のテストケースとなった
 
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