公開日 2016/11/14 10:52

ハイコスパで話題の新進オーディオブランド「Soundfort」とは? 開発者にこだわりを聞いた

【特別企画】USB-DAC/ヘッドホンアンプ「DS-200」など
構成:編集部 風間雄介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Soundfort」というブランドを、まだご存じ無い方も多いだろう。それもそのはず、量販店ではほぼ扱われておらず、直販をメインにしているブランドなのだ。

だが、その音質やコストパフォーマンスの高さが、使った方々のあいだで評判を呼び、ヒット商品を連発。新モデルが品切れになるなど、徐々に存在感を増している。

Soundfortとはどのようなブランドなのか? 当サイトでは、この新進ブランドの開発を行っている片山典之氏にインタビュー。ブランドが誕生した背景、その設計思想、そして開発の秘密に迫った。

「良いものを安く」がコンセプトの新進オーディオブランド

−−そもそもSoundfortというブランドは、どういったブランドなのでしょうか。

片山:一言で言いますと、「良い音を気軽に楽しんで頂きたい」という思いから生まれたオーディオブランドです。もっと直接的に言うと「良いものを安く」ということですね。それを日本メーカーとして実現したいというのがコンセプトです。

−−私も実際にSoundfortブランドのUSB-DAC「DS-200」を聞かせていただきましたが、価格設定が間違っているのではないかと思いました。「本当にこの音でこの値段なの?」と驚きました。

SoundfortのUSB-DAC「DS-200」

片山:おかげさまで大変好評を頂いています。予想を上回るご注文を頂き、前倒して増産したのですが、それも完売してしまいました。お客様にご迷惑をおかけしてしまっています。

−−まさに嬉しい悲鳴というわけですね。


片山典之氏
片山:たいへん申し訳ないのですが、次の入荷をお待ちいただけたらと思います。

−−ところでサイトを拝見しましたら、片山さんが独立されたのは2008年で、50代になられてからと書かれていました。それまではオーディオメーカーにお勤めだったのですか?

片山:オーディオメーカーではないのですが、日本の大手半導体商社で、設計・製造受託部門の責任者を務めていました。もちろんそのときに、大手電機メーカーさんともお付き合いはありました。

−−なるほど。ではオーディオには、オーディオファンという立場で関わっていらっしゃったのですね。

片山:その通りです。もともと小さいころからオーディオが好きで、小学校6年か中学校に入った頃から、すでに自分で真空管アンプを作ったりとか、そういうことをずっとやっていました。いろんなものを自分で作りながら、ずっとオーディオに関わってきました。ですからオーディオ歴は50年近くになります。

それで大学を出て、先ほど申し上げた半導体商社に勤めて、そこでは設計や開発を30年間ほど手がけました。そのあいだ、本当にいろいろなものを作ったのですが、オーディオに関係するところでは、ミキサー卓を作ったりしたこともありました。

今につながるというところでは、デジタル無線機の開発を行ったことが大きいですね。2000年代の初頭でしたが、そのときに初めて中国の深センという場所に行ったのです。

その時に、中国の物流や調達などいろいろなことを勉強しまして、日本にはないスピード感、コストメリットを感じました。中国でモノを作ると非常に大きなメリットがあるなと…。それであるときふと思い立って、会社を辞めまして。

−−ふと(笑)。

次ページSoundfortの音作りに50年のオーディオキャリアはどう活きた?

1 2 3 4 5 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 エプソンの超短焦点4Kプロジェクター「EH-LS970」なら信頼の高画質シアターが置くだけで叶う
2 【インタビュー】パナソニック、ネットワークレコーダー“miyotto”の新たな挑戦で切り開く価値
3 ネットワークオーディオの雄・aurenderが考える“ハブ”の重要性。15年の技術を結集、リアルな表現力に舌を巻く
4 山善、Bluetoothスピーカー内蔵のウォールシェルフ。工具不要で壁に取り付け可能
5 【緊急続報】即完売のマイルス&ビル・エヴァンス名盤が奇跡の「再々入荷」!さらに超希少な「1点モノ」激レア盤も緊急追加!
6 JBL、機能強化したワイヤレスヘッドホン。オーバーイヤー型「Live 780NC」とオンイヤー型「Live 680NC」
7 【3/25発売・10%オフ】ヴィーナスのアナログ盤10タイトルが一挙リリース。ニッキ・パロットやエディ・ヒギンズなど名盤揃い
8 ソニーPCL、YOASOBIと共同制作プロジェクト「“INTO THE WORLD” YOASOBI - Concept Prototype -」
9 TVer、2025年の視聴傾向や推しタレントがわかる「わたしのTVerログ2025」公開
10 FocalとNaimの親会社VerVent AudioをBarcoが買収。包括的なオーディオビジュアルソリューション提供を目指す
3/13 11:08 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー200号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.200
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX