TIAS2026で実機を展示

ラックスマン、新ヘッドホンアンプ「P-800u」。新世代増幅回路「LIFES 1.1」を4chフルバランス搭載

公開日 2026/10/23 10:00 編集部:石井達也
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ラックスマンは、ヘッドホンアンプの新モデル「P-800u」を2026年11月に発売する。価格は550,000円(税込)。なお、10月23日(金)から25日(日)にかけて開催される「2026東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS2026)」にて実機が展示される予定。

「P-800u」

本機は今春に生産完了となった「P-750u II」の正統な後継モデル。これまでの歴代モデルのDNAを継承しつつ、2024年11月に登場した100周年記念のフラグシップ機「P-100 CENTENNIAL」の開発で得られた技術とノウハウが投入されている。

また、同社の「L-100 CENTENNIAL」「D-100 CENTENNIAL」や、今年6月に発売された「B-100 CENTENNIAL」にも採用された新世代の高音質増幅帰還エンジン「LIFES」を、最新のVer.1.1として4チャンネル分フルバランス構成で搭載している。

ヘッドホン出力は、標準の6.3mmアンバランスに加え、4.4mmおよび4P XLRバランスの3系統に対応する。

4.4mm/4P XLR端子によるバランス接続時にはBTLバランス駆動となり、左右のセパレーションや定位感の格段な向上、混変調歪の低減、電源レギュレーションの改善によって、透明感に優れ立体的なサウンドを実現するという。

一方、6.3mm端子によるアンバランス接続時にはパラレル駆動となり、4chの増幅回路を左右2つずつ束ねて駆動。出力電流の供給能力が倍増し、圧倒的なドライブ力で密度感とダイナミックな抑揚感溢れるサウンドを獲得するなど、4chフルバランスアンプのメリットを最大限に引き出す構成となっているとのこと。

音量調節機構には、微小音領域での左右のレベル偏差や、音量ポジションによる音質差を極小化する独自の電子制御アッテネーター「LECUA(レキュア)」を採用。このLECUAを用いて、3段階の感度切り替えやLRバランス調節も音質劣化を抑えて制御する。

また、アクリル仕様のフロントディスプレイには、音量ポジション(-dB)表示を新たに搭載。さらに、耳とヘッドホンを過大入力から守る6段階の音量制限(ボリューム・リミット)機能も追加されている。

外観デザインは、ブラスターホワイトのフロントパネルに、スピン目やローレット仕上げのノブ類を配置。美しいシルバーのコントラストを表現したとのこと。

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正面
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背面

入力端子はアンバランス1系統、バランス2系統を備え、出力端子には4.4mmバランス、4P XLRバランス、6.3mm標準ジャック、およびスルー出力を各1系統搭載している。

連続実効出力は、アンバランス接続時が4W+4W(8Ω)、2W+2W(16Ω)、1W+1W(32Ω)、53mW+53mW(600Ω)、バランス接続時が8W+8W(16Ω)、4W+4W(32Ω)、213mW+213mW(600Ω)となる。周波数特性は20Hz - 20kHz(+0、-0.1dB)および10Hz - 170kHz(+0、-3.0dB)をカバーし、S/N比はアンバランスで116dB、バランスで119dB。

消費電力は42W(電気用品安全法)、無信号時で27W。本体の外形寸法は440W×93H×402Dmm(前面ノブ14mmおよび背面端子6mmを含む)、質量は15.7kgとなっている。

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