アクティブスピーカーにも注力

<HIGH END>オンキヨー&クリプシュ、80周年を祝う。記念モデルのホーンスピーカー2機種披露

公開日 2026/06/30 06:30 編集部:筑井真奈
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6月に開催されたウィーン・ハイエンドにて、ONKYO(オンキヨー)とKLIPISCH(クリプシュ)が合同ブースを展開。奇しくもいずれも1946年創業、今年で創業80周年を迎える。その歴史に敬意を表しつつ、現代の技術で再構築されるアンプやスピーカーなどの新製品を多数披露した。

オンキヨー&クリプシュの合同ブース

PHILEWEBでは繰り返し書いてきていることなので多くの読者も承知のことと思うが、改めて繰り返すと現在ホームオーディオ向け製品を展開するオンキヨー、クリプシュはともにアメリカのPremium Audio Company(以下PAC)の傘下にある。

オンキヨーは2021年にPACに買収されたが、開発チームは現在も東大阪に拠点を置き、ホームオーディオとAVアンプ等の製品を精力的にリリースしている。現在はティアックが代理店として、一部の製品を日本国内向けに販売している。

なお、OTOTEN2026に出展し、日本酒の加振技術やアニメコラボアイテムなどを展開しているオンキヨー株式会社は別会社である。

1946年に五代 武氏によって創業されたオンキヨー。日本のクラフトマンシップと音響技術によって80年以上の歴史を紡いできた
クリプシュの創業も1946年。Premium Audio Company傘下の2ブランドが奇しくも同じタイミングで80周年を迎える

オンキヨーからは、CESにても発表されたネットワーク機能内蔵プリメインアンプ「MUSE Y-50G」の80周年記念モデルを展示。ONKYO Integra「M-588」のデザインからインスパイアされたもので、側面にウッドパネルを配するとともに、シャンパンゴールドのフロントパネルが特徴。オンキヨーの専用アプリで操作可能で、250WのクラスDアンプを搭載する。

側面にウッドパネルを配した「MUSE Y-50G」

会場では、クリプシュの2ウェイ・ブックシェルフスピーカー「Rebellion」と組み合わせて再生。「Rebellion」はHeritageシリーズの初のブックシェルフスピーカーとなり、1958年にポール・W・クリプシュが手がけたデザインをモチーフとしている。

トゥイーターはコンプレッションドライバー+Tractrixホーン、ウーファーは専用設計の8インチ(203.2mm)。パワフルで力強いサウンドの魔力は健在で、オンキヨーのアンプ技術の底力を聴かせてくれる。

クリプシュの2ウェイスピーカー「Rebellion」(左)と、「The Klipschorn 80th Anniversary Limited Edition」(右)

もうひとつ、リスニングルームでは大型ホーン搭載の「The Klipschorn 80th Anniversary Limited Edition」も初披露。コーナー設置を前提としたデザインで、ポール・W・クリプシュのオリジナルの特許技術に基づく2ウェイのフル・ホーンスピーカー。新開発K-5-Kホーン、Jubilee由来の4インチ(101.6mm)コンプレッションドライバーを搭載する。また外部アクティブクロスオーバーを採用することも特徴。

フロントの真鍮のデザインは内部のホーンの形状に沿ったものとなっているとのこと。こちらもオンキヨーのセパレートアンプ「P-80」「M-80」(モノラル使用)と組み合わせて再生、決して懐かしさ一辺倒ではないホーンの可能性を改めて感じさせてくれた。

オンキヨーのセパレートアンプ「P-80」「M-80」

そのほか、オンキヨーのアンプ技術が搭載されたクリプシュのアクティブスピーカー「THE NINES II」「THE SEVENS II」「THE FIVES II」も披露。ウーファーのユニットサイズが異なる3モデルで、いずれもHDMI eARCを搭載。こちらはテレビと組み合わせ、カーチェイスなど強力な映画の低音を響かせていた。

クリプシュのアクティブスピーカーは映像と組み合わせてデモ

80周年記念モデルとなる「MUSE Y-50G」と、小型アクティブスピーカー「GX30 ARC」 

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