Quad DAC+純Class A構成を採用

Aurender、創立15周年記念ネットワークプレーヤー「A1 15th Anniversary Edition」。世界300台限定、約423万円

公開日 2026/05/29 10:00 編集部:原田郁未
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

アユートは、同社取り扱いブランドAurender(オーレンダー)より、創立15周年記念モデルとなるネットワークプレーヤー「A1 15th Anniversary Edition」を発売した。価格は各4,235,000円(税込)。世界限定300台の生産となる。

 「A1 15th Anniversary Edition」

同製品は、Aurender創立15周年を記念して開発された、DAC内蔵“Aシリーズ”の最上位モデル。ミュージックサーバー、プリアンプ、D/Aコンバーター、ヘッドホンアンプを1筐体に統合したオールインワン構成を採用し、シンプルかつ高純度なシグナルパスを実現したリファレンス・ネットワークプレーヤーとして位置づける。

DAC部には、AKM製フラグシップDAC「AK4499EX」を1chあたり2基、計4基搭載するQuad DACアーキテクチャを採用。各チャンネルにAK4191EQと2基のAK4499EXを組み合わせたフルバランス構成とし、ダイナミックレンジやS/N性能を高めたとしている。さらに、16系統すべての電流出力を16基の独立ディスクリートオペアンプで1:1変換することで、空間表現や実在感を追求した。

内部構造。「AK4499EX」を1chあたり2基、計4基搭載するQuad DACアーキテクチャを採用

出力段は、24基の独立ディスクリート回路によるフルClass A構成を採用。一般的なICオペアンプを使用せず、純Class A動作によってクロスオーバー歪みを抑制し、濃密かつ自然なアナログサウンドを目指した。音量制御にはR2Rラダー抵抗ネットワーク方式を導入し、ビット落ちのない高精度なボリューム調整を行えるとしている。

クロック回路には、OCXO(恒温槽付き水晶発振器)とFPGA制御を組み合わせたフェムト秒精度クロックを搭載し、RMSジッター50fs以下を実現した。外部10MHzマスタークロック入力にも対応する。電源部には、CPU、クロック&デジタル処理部、左右DAC用それぞれに専用トロイダルトランスを割り当てた、4基の独立リニア電源を採用している。

ヘッドホン出力は3.5mm/6.3mmアンバランス、4.4mmバランスを装備。ヘッドホンアンプ部もClass Aディスクリート構成とし、高性能ヘッドホンの駆動に対応する。

前面のヘッドホン端子

入力端子はUSB Type-B、RCA同軸、TOS光、AES/EBU、I2S、HDMI eARC、Bluetooth(aptX Lossless対応)を装備。アナログ出力はXLRバランス/RCAアンバランスを各1系統備える。デジタル出力としてRCA同軸S/PDIFおよびUSB Type-Aも搭載する。

背面の端子部分

ストリーミングサービスはQobuz、TIDAL、Spotify Connect、Qobuz Connect、TIDAL Connect、AirPlay、DLNA/UPnPに対応。Roon Readyにも今後対応を予定する。コントロールアプリ「Aurender Conductor」はiOS/Android/macOSをサポートする。

本体には、1920×480解像度の8.8型IPS液晶ディスプレイを搭載。内蔵ストレージ用として2.5インチベイを2基備え、SSD/HDDの増設にも対応する。対応フォーマットはPCM 768kHz/32bit、DSD512。外形寸法は430W×130H×355Dmm、質量は19.25kg。記念ゴールドプレートや専用BLEリモートコントローラーも付属する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE