日本電気硝子、スピーカー振動板専用の超薄板ガラスを「Sonarion(ソナリオン)」と命名
日本電気硝子(NEG)は、ガラス加工ブランドGAITと共同開発した超薄型ガラス振動板の名称を「Sonarion(ソナリオン)」に決定したと発表した。
同社は今後「Sonarion」のブランド化を通じて、ハイエンド音響市場における認知度を高め、独自のガラス技術による新たな音響体験の提供と、さらなる採用拡大を目指すとしている。
Sonarionは、音響デバイスの心臓部である振動板のために開発された専用の超薄板ガラス。振動板に求められる極限の薄さと軽さを追求し、世界最薄クラスとなる25µm(0.025mm)〜200µm(0.2mm)の厚みを実現したという。また独自のガラス組成設計により、軽量でありながら、激しい振幅や音圧にも耐えうる高い強度をアピールしている。
さらに紙や金属といった素材に比べて、音が鳴り始めてからピークに達するまでの時間や反応(音の立ち上がり)、ならびに鳴り終わったあとにどれだけ速やかに音が消えるか(音の立ち下がり)が速く、また振動の内部損失が大きく素材の固有音が少ない、温度/湿度などの環境変化に強く経年劣化しにくい、軽くて振動しやすく音のニュアンスを正確に表現できる、といった特性があるとのこと。ほか、ガラス表面を特殊な化学処理で強化することによって、重低音の激しい振動にも耐えうるという。
「Sonarion」は、音を意味する「Sonar」と冬の夜空に輝く「Orion(オリオン座)」を組み合わせた造語。クリアで奥行きのあるサウンドスケープを象徴しており、このガラスが生み出す澄んだ音色を、静寂の中に響く星の輝きになぞらえたという。なお、「Sonarion」は日本電気硝子株式会社から商標を出願中だという。
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