由紀精密、ステンレス製スタビライザー「CENTER STABILIZER」。高度な金属切削技術を応用
由紀精密(YUKISEIMITSU)は、ステンレス製スタビライザー「CENTER STABILIZER」を発売した。価格は58,300円(税込)。
2020年に発売を開始したアナログプレーヤー「AP-01」で鮮烈なデビューを飾った由紀精密。得意の金属の精密切削加工を活かした精度の高いアナログプレーヤーを自社開発、日本はもとより世界のアナログオーディオファンにも注目されるブランドとなっている。
「CENTER STABILIZER」は、由紀精密のアナログプレーヤー購入者向けのオプション製品であったが、要望を受け単品発売を開始したもの。スタビライザーの重量は480gで、レコード盤をしっかり押さえ込み安定化を図っている。
ステンレスの中でも不純物が少なく、宇宙や医療、食品業界で用いられるSUS304を使用。理想的な重心バランスを目指し、スピンドルホールの中心と外径の中心を完全に一致させるため、二つの加工を工作機械から一度も降ろさずに行っている。
宇宙航空部品を生産する5軸加工機(通常の3軸(X/Y/Z)に回転と傾斜の2軸を加えた切削加工機で、滑らかな曲面加工が可能)を使用することで、緻密な面品位や曲線を実現している。
仕上げは高速回転する刃物(チップ)により表面を徐々に削り取る研削加工を採用、挽き目の美しさを際立たせるとともに、グリップしやすいデザインも追求。手に取った時の感触も滑らかにしている。
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