DS Audio、より完成度を追求した偏心検出スタビライザー「ES-002」。“リファレンス”と“コア”の2機種
デジタルストリームは、同社が展開するDS Audioブランドから、偏心検出スタビライザー “ES-002シリーズ” 2モデルを発売する。ラインナップと価格は、リファレンスモデル「ES-002 Reference」が605,000円、コアモデル「ES-002 Core」が385,000円(いずれも税込)。2025年7月より順次出荷開始予定としている。

ES-002シリーズは、ワウ・フラッター(回転ムラ)の原因となるレコード偏心の測定/補正を実現し、多くのアナログレコードファンから好評を受けたという「ES-001」の後継機種。従来の基本設計を継承しながらも、細部に磨きをかけた改良モデルとして登場した。
2モデルともに従来よりも部品点数を削減し、シンプルさと堅牢性を兼備した設計としたことで、信頼性と安定性を向上。加えて、電池ボックスの構造の見直し、センターユニット部への新素材採用など、長期使用における信頼性を一層高める仕組みも導入されているという。
また、内部構成を再調整し、より理想的な回転時のバランスを追求。スタビライザーとしての機能をさらに高い次元で引き出し、自然で滑らかな挙動を実現したと説明する。
リファレンスモデル・ES-002 Referenceは、音質を最優先し、厳選した最高グレードのパーツで構成されたフラグシップの位置付け。高音質と高精度な偏心検出性能を両立させた、DS Audioが誇るスタビライザー技術の集大成モデルだとアピールする。

一方のコアモデル・ES-002 Coreは、リファレンスモデルと同一の測定精度/基本機能を備えつつ、タングステン部品を真鍮に、内部部品を樹脂に変更することでコストパフォーマンスを高めたモデル。付属品もシンプルに再構成して価格を抑え、性能はそのままにより導入しやすい選択肢として仕上げたとのこと。

外形寸法/質量はそれぞれ、ES-002 Referenceがφ80×70Hmm/640g、ES-002 Coreがφ80×70Hmm/540g。
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