【上海ショウ】Bowers & Wilkinsの“シアター用”スピーカーやマランツ「Horizon」など日本未展開モデルが登場
7月11日から13日まで開催された上海オーディオショウ、ホームシアター関連のブースが日本以上に充実していたことも印象的だった。
JBLやREVEL、ソナス・ファベールなどの “インウォールスピーカー”(日本未展開)が多く展示されていたことも印象的だったが、Sound UnitedグループもBowers & Wilkins、マランツ、CLASSEを中心としたホームシアタールームを展開(デノンは見かけなかった)。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』など洋画を中心にデモンストレーションを行っていた。
メインスピーカーには、見慣れたダイヤモンド・トゥイーター搭載の「801 D4」に加えて、見慣れないスピーカーも展示されていた。上記写真の一番外側、トップトゥイーターもシルバーのミッドレンジもなく一見B&Wっぽく見えないが、こちらも立派なB&Wのシアター用スピーカー。型番は「CT8.2 LCR」で、センタースピーカー「CT8 CC」を含めた5.1chシステムを構成していた。
「CT8.2 LCR」はアルミニウムトゥイーター&ミッドレンジ、ペーパー/アラミドコーンのウーファーによる3ウェイ・スピーカー。B&Wのシアター用スピーカーというのは初めて聴いたが(アンプはCLASSEの「DELTA」)、とにかくパワー感あるサウンドに圧倒。腹に響く低音で、アクション映画など没入感は格別だ。
また、こちらも日本未展開のマランツのワイヤレススピーカー「Horizon」も展示されていた。HEOS搭載しており各種ネットワーク再生に対応。6.5インチウーファー、2インチミッドレンジ、1インチトゥイーターの3基のスピーカーが搭載されているそうで、310Wのアンプ出力を持つ。残念ながら会場で音は再生されていなかったために音は確認できず。
そのほかマランツのセパレートアンプ「AV 10」「AMP 10」も展示。中国では土地の広さもあるのだろう、コンパクトモデルというよりは “大型” “パワー感” のあるモデルがより好まれる傾向にあると感じられた。
そのほかJBLの “カスタムインストールライン” であるJBL Synthesis、アメリカのスピーカーブランドPERLISTENも本格ホームシアタールームを展開。ホームシアタールームは、ホテルの個室を完全に暗室にしてデモンストレーションしているエリアも多く、写真が撮りづらかったが、JVC、ViewSonic、BenQなど大型プロジェクターブランドも多く出展しており、ホームシアター市場人気の高さも伺わせた。












































