『ブルックナー:交響曲 第8番(ハース版)』などクラシック2作品も

エソテリック、「名盤復刻シリーズ」から5年ぶりのジャズ作品。第1弾はチック・コリア

公開日 2025/04/25 17:31 編集部:岡本雄
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エソテリックは、SACD「名盤復刻シリーズ」において、およそ5年ぶりとなるジャズ・タイトルを発表。チック・コリア『ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス+8』を、628日(土)より発売する。

また合わせて、『ブルックナー:交響曲第8番(ハース版)』および『“フェアウェル・コンサート” ジェラルド・ムーアへのオマージュ シューベルト:歌曲集《冬の旅》 全曲』のクラシック2作品も同時発売する。

「名盤復刻シリーズ」に5年ぶりのジャズ作品がラインナップ


 同シリーズにおけるジャズ・タイトルの復刻はしばらく途絶えていたが、ジャズ愛好家からは次作を望む声が継続して寄せられていたという。この度、その熱いリクエストに応えるかたちでジャズ・タイトルの復刻を再始動し、第1弾として、チック・コリアのトリオ作『ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス』をリリースする。今後、ジャズ作品はシリーズ化を予定しているとのこと。

いずれの作品も、社内に構築した「エソテリック・マスタリング・センター」にてリマスタリング作業を実施。丁寧なマスタリング作業に、独自のデジタル技術を駆使して開発した「Esoteric Mastering」の音楽表現力が加わり、さらなる感動を届けられるSACDに仕上げたとしている。

今回発売される3作品の詳細はそれぞれ以下の通り。

 

『ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス+8

チック・コリア(ピアノ)、ミロスラフ・ヴィトウス(ベース)、ロイ・ヘインズ(ドラムス)
定価:4,000円(税込)
品番:ESSB-90308

『ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス+8

熱かった60年代のジャズ・シーンに大きな風穴を開けたチック・コリア不朽の記録
1960年代後期、ピアノ・トリオの名作が最新DSDマスタリングで蘇る。オリジナルLPと同じ曲順に加えて、当時未発表だった同日のセッションも網羅し、初SACDハイブリッド化された完璧な記録。

 

『ブルックナー:交響曲 第8番(ハース版)』

ベルナルト・ハイティンク(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
定価:4,000円(税込)
品番: ESSD-90307

『ブルックナー:交響曲 第8番(ハース版)』

CD時代にスタートしたウィーン・フィルとのブルックナー録音の集大成
晩年のハイティンクがウィーン・フィルと作り上げた完熟のブルックナー・サウンド。世界初リマスター&SACDハイブリッド化が実現。

 

フェアウェル・コンサートジェラルド・ムーアへのオマージュ シューベルト:歌曲集《冬の旅》 全曲』

ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)、エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
定価:6,600円(税込/2枚組)
品番: ESSW-9030910

フェアウェル・コンサートジェラルド・ムーアへのオマージュ シューベルト:歌曲集《冬の旅》 全曲』

20世紀に芸術歌曲を復権させた立役者たちのかけがえのないモニュメント
芸術歌曲の普及を支えた4人のアーティストを記録した2つのアルバムが22年ぶりの新規リマスターかつ世界初のSACDハイブリッド化。しかも日本における全曲CD化は今回が初めて。

 

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