50年培った独自技術を多数投入

アキュフェーズ、“フラグシップに迫る音質”の純A級ステレオプリメイン「E-700」

公開日 2024/02/15 17:54 編集部:成藤 正宣
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アキュフェーズは、純A級ステレオプリメインアンプ「E-700」を2024年4月ごろより発売する。価格は946,000円(税込)。

「E-700」

同社がこの50年にわたり培った高度な設計テクノロジーを結集し、最新回路とハイグレードの素材を投入することで、前モデルにあたる「E-650」から性能や音質を大幅に向上させ、フラグシップモデルに迫る性能と音質を実現したとするモデル。

プリアンプ部には、独自の「Balanced AAVA方式ボリューム・コントロール回路」を採用。入力信号から大きさの異なる複数の信号を作り、その信号の組み合わせを切り替えることで音量を調整する「AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)」をさらにバランス化したもので、入力端子から出力端子まで信号の流れすべての完全バランス構成を実現。高純度の信号伝送により、高品位な音楽再生が可能だとする。

AAVAの回路イメージ

本モデルではさらに、電気的性能を向上させるため部品の配置や基板のパターン/アースレイアウトの最適化を実施。そして、I/V(電流/電圧)変換回路には独自の「ANCC(Accuphase Noise and distortion Cancelling Circuit)」を採用することで、低歪/低雑音化。実使用時のボリューム位置でおよそ10%の性能改善を実現したという。

ボリュームノブには、アルミニウムブロックを削り出した高精度/高剛性の「ボリュームセンサー機構」を内蔵。なめらかな動作と重厚な操作感、正確な位置検出を兼ね備えるとともに、リモコン操作時にも極めて静かに動作する。

「ボリュームセンサー機構」

パワーアンプ部には、最新のインスツルメンテーション・アンプ方式を採用し、信号経路をバランス伝送化。より改良を加えた独自の「MCS(Multiple Circuit Summing-up)+」回路やカレント・フィードバック増幅回路を搭載し、諸特性の向上を図った。加えて、最高グレードの素材や回路/パターン技術を投入して徹底的な低インピーダンス化を行い、ダンピングファクターは1000を保証。あらゆるスピーカーの理想的な駆動を実現したとのこと。

パワーアンプ部イメージ

出力素子にはパワーMOS-FETを採用し、1chあたり4素子によるパラレル・プッシュプル純A級動作にて駆動。大電力トロイダル・トランスと大容量フィルター・コンデンサーを用いた強力な電源部と合わせて、35W/8Ω、70W/4Ω、140W/2Ωのリニアなパワーを達成した。A級動作範囲内では電源部の消費電力も常に一定で、あらゆる入力信号の変化にゆるぎない能力を発揮すると謳っている。

パワーアンプと強力な電源とで35W/8Ωの出力を実現

デザイン面では上位モデルのイメージを踏襲しており、レーザー刻印によるモデル名表示、セレクター/ボリューム周囲の金メッキリングなどを採用。メーターデザインも読み取りやすく改良した。別売オプションボードにも対応し、デジタル入力ボード「DAC-60」、アナログディスク入力ボード「AD-60」などを装着できる。

外形寸法は465W×191H×428Dmm、質量は24.9kg。AC電源ケーブル「APL-1」、リモコン「RC-250」が付属する。

E-700背面

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