「White Barrel」の後継機種

トップウイング、極細径4芯シールドケーブル「FLUX」を採用した「White Barrel II」シリーズ

公開日 2024/02/02 19:28 編集部 : 伴 修二郎
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トップウイングサイバーサウンドグループは、自社ブランドのラインケーブル「White Barrel IIシリーズ」を、2月9日より発売する。ラインナップの詳細と価格は以下の通り(いずれも税込価格)。

・「White Barrel II 4.4 to 4.4」(40cm) 22,000円
・「White Barrel II 4.4 to XLR-F」(40cm)22,000円
・「White Barrel II 4.4 to XLR-M」(40cm) 22,000円
・「White Barrel II 4.4 to TRS」
  80cm→22,000円
  130cm→24,200円
  180cm→26,400円

自社ブランドの変換ケーブル「White Barrelシリーズ」後継機種に位置づけられ、トップウイングが設計、モガミ電線が製造を行うライン/フォノ用4芯シールドケーブル「FLUX」を採用した新シリーズ。4.4mmライン入出力に対応した製品との接続にあわせ、コネクタの異なる全4モデルをラインナップする。

FLUXは、優れたノイズ耐性を備える4芯シールド構造に加え、外径3.0mm/芯線7本構成を採用することで、振動特性を確保。電気的特性と機械的特性の調和のため、「4芯シールド構造でありながら業務用ケーブルにありがちな低域のもたつきなどの音質的欠点を改善した」とする。

自社ケーブル TOP WING FLUX を採用しモデルチェンジ

「White Barrel II 4.4 to 4.4」は、4.4mm5極オス to 4.4mm5極オスバランスケーブル。従来モデルと比較して、左右各チャンネルにTOP WING FLUXを使用して徹底したチャンネルセパレーションを実現したことで、クロストークが減少。「バランス接続の性能を得るのに十分なスペックに仕上がった」と説明している。

「White Barrel II 4.4 to 4.4」

「White Barrel II 4.4 to XLR-F」は、4.4mm5極オス to 3pin XLRメスx2バランス変換ケーブル。White Barrel 4.4XLR-Fを介して従来のバランス出力機器とXLRケーブル(別売)で接続することで、iFi audio ZEN CAN、ZEN CAN Signatureのバランス入力を4.4mm出力搭載機種のみならず、幅広いソース機器で使用することができる。

「White Barrel II 4.4 to XLR-F」

「White Barrel II 4.4 to XLR-M」は、4.4mm5極オス to 3pin XLRオスx2バランス変換ケーブル。グラウンドも結線されていることで、iFi audio ZENシリーズやLotoo PAW Gold TOUCH/PAW 6000の4.4mmライン出力にて、機器本来の性能を発揮できるという。

「White Barrel II 4.4 to XLR-M」

「White Barrel II 4.4 to TRS」は、4.4mm5極オス to TRSx2バランスケーブル。こちらもグラウンドが接続されているため、iFi audio ZEN DAC、ZEN One Signature等のライン出力も想定した4.4mm出力にて機器の本来の性能を発揮するという。本モデルについては様々な再生環境にて使用できるよう、80cm、130cm、180cmの長さを用意。デスクトップの大きさや機器の配置に合わせて選択できる。

「White Barrel II 4.4 to TRS」

なおプラグには、4.4mmがトープラ製、XLRがNeutrik製、RCAがAmphenol製を採用。また、TOP WING FLUXの外被保護と適切なダンピングを施すために、特別に選定したシースを追加している。

既発売のWhite Signal RCA/XLRと同様、機械的安定性と音質に優れたRoHS対応のはんだを採用。日本国内のケーブル製作経験が豊富な職人により、全て手作業で製作されている。また、ケーブル出荷時には1本1本の導通確認だけではなく、Telos QBTによって適正なエージングを施すことで、オーディオ的な低域の充実度と全帯域の密度感を高めているとアピールしている。

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