サエク、「AgC＋合金」プラグで進化を遂げた最上位RCAケーブル“STRATOSPHERE”「SL-1EX」

サエクコマースは、オーディオケーブルの最上位モデル“STRATOSPHERE（ストラトスフィア）”の新製品として、RCAインターコネクトケーブル「SL-1EX」を2023年10月23日に発売する。長さのラインナップと税込価格は以下の通り。

・1.5m／ペア：468,600円
・1.2m／ペア：446,600円
・0.7m／ペア：404,800円
※長さの特注対応も可能（0.5m／ペアごとに50,600円）

2017年に発売したRCAインターコネクトケーブル「SL-1」に、新たに独自開発した高品質RCAプラグを採用、さらなる音質向上を図ったモデル。

新RCAプラグは、OFCに微量の銀を配合した素材「AgC＋合金」を採用。導通性能をより高めるとともに強度を両立したという。これに加え、特別な金メッキも施している。

ケーブルには引き続き、PC-Triple CとPC-Triple C/EXを組み合わせた「スーパーストラタム構造」を採用。導体中心部には比誘電率が低く、誘電正接が広帯域に渡り安定するPFA（フッ素樹脂）絶縁を施した0.64sqのPC-Triple C単線を配置。外周部にはそれぞれPFA絶縁を施した、リッツ線構成の0.07sqのPC-Triple C/EX 6本を素線と同心上に配置する。この構造により、全帯域で情報を余すことなく正確に伝送し、圧倒的な高解像度を実現したとしている。

ほか、広帯域でエネルギー損失の少ない伝送を追求するため、介在には静電容量が低く安定した絹を採用。シースには制振材入りのポリオレフィンを採用する。導体断面積は1.06sq、ケーブル外径はΦ9mm。