独自の“Mシェイプ”TAMトゥイーター搭載

<CES>FOCAL、ARIAシリーズの後継機「ARIA EVO X」シリーズ

公開日 2024/01/12 12:27 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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フランスのオーディオブランドFOCAL(フォーカル)は、ARIAシリーズをリファインした「ARIA EVO X」を現在ラスベガスで開催中のCES2024にて発表した。

FOCAL「ARIA EVO X」シリーズ

フロア型スピーカーの「ARIA EVO X N゜4」「ARIA EVO X N゜3」「ARIA EVO X N゜2」とブックシェルフ型の「ARIA EVO X N゜1」、センタースピーカー「ARIA EVO X CENTER」の5モデルから構成される。仕上げはモスグリーン、ウォルナット、ブラックの3種類を用意する。

全モデルに、FOCAL独自のアルミニウム/マグネシウムによる独自の“Mシェイプ”TAMトゥイーターと、TMD(TUNED MASS DAMPER)技術により振動をコントロールしたフラックス・サンドイッチ・コーンによるミッドレンジを搭載している。

筐体は共振の少ないというリジッドなMDFを採用し、左右は平行面をなくす形状に。またフロントパネルにはレザーがあしらわれており、フロア型3モデルについては、足元にアルミニウム合金の平板なスタンドが付属する。ブックシェルフ型「N゜1」にはアルミニウム素材の専用スタンドも用意される。

トップモデルは、3ウェイの「ARIA EVO X N゜4」。TAMトゥイーター、6.5インチのミッドレンジ1基、8インチのウーファー2基にて構成される。フロントには丸型のバスレフポートを搭載。サイズは1150H×371W×420Dmm、質量は35kg。

「ARIA EVO X N゜3」は「N゜4」より細身のデザインで、バスレフポートはフロントに2箇所開けられている。TAMトゥイーター、6.5インチのミッドレンジ2基、6.5インチのウーファー2基の3ウェイ構成。サイズは1150H×294W×371Dmm、質量は29kg。

「ARIA EVO X N゜2」は「N゜3」からミッドレンジをひとつ減らし筐体も一回り小型になっている。TAMトゥイーター、6.5インチのミッドレンジ1基、6.5インチのウーファー2基の3ウェイ構成、バスレフポートはフロントに1箇所。サイズは1035H×294W×371Dmm、質量は25kg。

「ARIA EVO X N゜1」はシリーズ唯一のブックシェルフモデル。TAMトゥイーターと6.5インチのミッド/ウーファーユニットによる2ウェイ構成で、フロントにバスレフポートが配置される。サイズは390H×225W×280Dmm、質量は8.5kg。

「ARIA EVO X CENTER」は、サラウンドスピーカー「SR 900」やサブウーファー「Sub 1000F」等と組み合わせることでサラウンドシステムが構築できる。TAMトゥイーター、6.5インチのミッド/ウーファー2基を搭載。サイズは200H×533W×245Dmm、質量は10.5kgとなっている。

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