NS-2000Aで組んだ11.2chシステムも体感

<OTOTEN>ヤマハ、新製品「R-N2000A」や「RX-A8A」をデモ/「KS-Gシリーズ」で魅せるデスクトップオーディオ

公開日 2023/06/24 20:40 編集部:長濱行太朗
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日本オーディオ協会による、国内最大級のオーディオとホームシアターの祭典「OTOTEN2023」が開催。ガラス棟5階、G502のヤマハミュージックジャパン、G509のクリプトンの出展内容をレポートする。

ヤマハミュージックジャパンのブースでは、新製品のネットワークレシーバー「R-N2000A」を展示。本モデルは、同社がハイエンドのオーディオコンポーネントで培ってきたノウハウを注ぎ込み、そのHi-Fiサウンドをリビングで気軽に楽しめることをコンセプトとしたモデル。


最新のネットワークレシーバー「R-N2000A」

R-N2000Aの筐体内部が見えるデモ機も展示
ARC対応したHDMI入力端子を搭載しているため、4KテレビなどとHDMIケーブル1本で接続が可能。ヤマハ独自のネットワーク機能「MusicCast」搭載しており、Amazon Music HDやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスにも対応する。

そしてヤマハ独自の自動音場補正機能である「YPAO」への対応や、大容量トロイダル電源トランスやESS社製DAC「ES9026PRO」といった高品質パーツの搭載、特許技術「フローティング&バランス・パワーアンプ」や「メカニカルグラウンド・コンセプト」の設計思想を上位機種から継承するなど、高音質技術を余すことなく搭載するなど、オーディオファイルの注目モデルだ。

また、「AVENTAGEシリーズ」を含む同社のAVレシーバー/アンプ群がブースに並ぶ。フラグシップの11ch・パワーアンプ搭載「RX-A8A」をはじめ、ハイエンドの9ch・パワーアンプ搭載「RX-A6A」、ミドルクラスの7ch・パワーアンプ搭載「RX-A4A」と「AR-A2A」、そしてエントリークラスの7ch・パワーアンプ搭載「RX-V6A」と5ch・パワーアンプ搭載「RX-V4A」が並ぶ。


AVレシーバー「RX-A8A」「RX-A6A」「RX-A4A」

AVレシーバー「RX-A2A」「RX-V6A」「RX-V4A」
ヤマハミュージックジャパンのブースは、「RX-A8A」によるマルチチャンネルシステムと「R-N2000A」による2chシステムのデモンストレーションを実施している。RX-A8Aのデモンストレーションでは、11.2chのシステムが組まれており、フロントLR/センター/サラウンドLR/サラウンドバックにスピーカー「NS-2000A」、ハイトスピーカーに「NS-B330」、サブウーファーに「NS-SW1000」を採用しており、他では聴くことのできないシステムが用意されている。


RX-A8Aのデモンストレーションは、11.2chシステムによって実施

サラウンドやサラウンドバックも「NS-2000A」で統一されている
クリプトンは、デスクトップ向けのコンパクトなアクティブスピーカーの新モデルである「KS-Gシリーズ」を中心に製品展示と試聴デモンストレーションを実施している。KS-Gシリーズは、「KS-55HG」「KS-33G」「KS-11G」の3モデルをラインナップしており、全てのモデルがクリプトンのブースで試聴可能となっている。


「KS-Gシリーズ」の上位モデル「KS-55HG」を展示

デスクトップオーディオを想定したシステムでの試聴が可能
KS-Gシリーズは、全モデルたちから改めてサウンドチューニングを見直し、そして全て高音質・低遅延を実現したBluetoothコーデックである「aptX adaptive」に対応している。上位機種のKS-55HGはさらに96kHz/24bitのハイレゾ音源の再生も可能な「LDAC」対応も果たしている。

また、同社の電源関連アイテムである電源ボックス「PB-150」「PB-HR550」「PB-HR1500」、オーディオボードの「AB-PB1」などもブースに並んでいる。同社の製品群で、デスクトップオーディオをイメージしたシステムが展示されているので、ぜひ試聴してみてほしい。

電源タップやオーディオボードも並ぶ

試聴デモの風景。写真撮影時は満席だった

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