コルグスタッフ不在でも配信管理業務遂行が可能に

コルグ、ハイレゾ/4K対応ネット配信「Live Extreme」専用エンコーダーソフトのライセンスプログラム

2023/01/19 編集部:小野佳希
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コルグは、ハイレゾ音声や4K映像にも対応するインターネット動画配信システム「Live Extreme」について、Live Extreme配信専用ライブ・エンコーダー・ソフトウェア(Live Extreme Encoder)を配信管理者向けに提供するライセンスプログラムを開始した。

Live Extremeのロゴ

Live Extremeは、コルグが開発したインターネット動画配信システム。各種動画配信サイトでの採用が増えているとともに、ライブハウスなど各配信拠点へのLive Extreme Encoder常設も進めており、常設会場のスタッフによる配信も増えつつあるという。

一方で、特殊な専用ソフトウェアを利用する都合上、そうした常設以外の会場からの配信の多くは、コルグのスタッフが直接配信管理を行っている。そのため、同時期に配信可能な公演数に限りがあった。これに対処するため、今回のライセンスプログラムによって、より多くの人がLive Extreme Encoderを扱えるようにする。

本プログラムでは、⼀定の条件を満たした配信管理者が、自身で保有するPCにLive Extreme Encoderをインストール、配信管理業務に利用することができるようになる。なお、ライセンス費用は、Live Extreme配信に対応した提携プラットフォームを通じて配信主催者が負担する形のため、配信管理者の費用負担は一切ない。また、操作方法を学ぶための講習会、配信テストを行うためのサーバー環境、技術サポートも無償で提供される。

本プログラムの事業スキーム

ライセンス条件や推奨PCスペック条件などは下記のとおり。コルグは「本プログラムを通じてLive Extreme配信に対応可能な事業者を増やし、Live Extremeによる高音質・高画質配信の更なる普及を促してまいります」とコメントしている。

■Live Extreme Encoder配信管理者向けライセンス条件 (以下の全てを満たすこと)
・配信管理事業を行っている法人、または配信管理を主業とする個人事業主
・配信管理業務を年間25本以上請け負っていること
・Live Extreme Encoderの推奨スペックを満たすPCを2台以上所有していること
・コルグ本社(東京都稲城市)で行われる講習会に参加可能なこと

■Live Extreme Encoder推奨PCスペック
・OS Windows 10 Professional (64bit) 以降
・CPU Intel Core i7-10700以上 (QuickSync Videoに対応していること)
・RAM 16GB以上
・ビデオ•キャプチャ Blackmagic Decklinkシリーズ または UltraStudioシリーズ
・オーディオ•デバイス 96kHz以上のサンプルレートをサポートするASIO対応オーディオ・インターフェイス

【問い合わせ先】
コルグ 技術開発部 Live Extreme担当
EMAIL: live-extreme@korg.co.jp
Live Extreme公式サイト : https://live-extreme.net
Live Extreme公式Twitter : @KorgLiveExtreme

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