鉄球サンド入りオーディオボード「AB-111」も発表

クリプトン、高ノイズデジタル機器用端子を搭載した電源タップ「PB-HR3000」

2022/09/09 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クリプトンは、秋の新製品発表会を開催。密閉型2ウェイスピーカーの「KX-3SX」、普及価格帯のバイワイヤリング用スピーカーケーブル「SC-HR2020」、8個口の電源タップ「PB-HR3000」、オーディオボード「AB-111」を発表した。

ここではPB-HR3000、およびAB-111についてレポートする。PB-HR3000は10月下旬の発売を予定し、価格は235,400円(税込)。AB-111は10月上旬発売予定で、価格は24,200円(税込)。

PB-HR3000は、“電源のクリプトン” が送り出す8個口の電源タップ。「PB-HR2000」の後継機として位置づけられ、これまで「High Power」「Low Power」に分かれていたコンセントに、さらに2個の「Digital」用コンセントを追加した。

「PB-HR3000」

オーディオでもPCやサーバー、USB-DACなどデジタル機器を扱うことが増えたことを受け、「Digital」用コンセントには別ラインのノイズフィルターを搭載し3回路構成に。「High Power」にはパワーアンプ、「Low Power」にはCDプレーヤーやプリアンプ等を接続するよう推奨している。

新たに「Digital」コンセントが設けられたのが特徴

表面パネルとインシュレーターには、構造体の共振を抑えて振動エネルギーを効率よく吸収するという〈ネオフェード〉カーボンマトリックス3層材を採用する。この〈ネオフェード〉カーボンマトリックス3層材は電磁シールド効果もあり、PC等デジタルノイズの大きな機器に対しても電磁アース効果でノイズを低減するとしている。筐体には同素材との相性がよく、また高音質と定評のあるステンレスを採用した。

内部配線材としてPC-Triple Cするとともに、ジャンパー線に電磁干渉抑制体「バスタレイド」をスパイラル状に巻きつけ、高周波ノイズを低減するなどのクリプトンのメイン技術は引き続き搭載。コンセントはレビトン社製のホスピタルグレードで、ロジウムメッキ仕上げとなっている。

なお、6口サイズの「PB-HR1500」よりひと回り大きくなっているが、同社の電源用オーディオボード「AB-PB1」の上にはきちんと収まるサイズとなっている。外形寸法は330W×70H×130Dmm、質量は3.9kg。最大使用電流は15A。

電源用オーディオボード「AB-PB1」にもちょうど乗るサイズ

発表会では、PB-HR1500とのオーディオ、ビジュアルの両面での比較試聴も実施。特にオーディオでは、ダイアナ・クラールが歌いだしの前に息を吸う瞬間の生々しさや、弦楽器の艶やかさなどに大きな音質向上が見られた。

映像面では、『グレイテスト・ショーマン』での女性歌手の衣装の白のまばゆさや髪の毛の質感、ステージと観客席の明るさの違いをきちんと表現してくれる点などに大きな違いを確認できた。開発を担当した渡邉氏も、「テレビやプロジェクターの電源タップを交換するだけで、大きな画質のグレードアップができることをもっと広めていきたいです」と語る。

High Powerにテレビ、DigitalにBlu-rayプレーヤー、Low Powerに「KS-55 Hyper」を繋いで映像のクオリティチェックも

オーディオボードAB-111は、「AB-777」の小型版となっており、ゴムの木のランバーコア材をくり抜き、内部に「鉄球サンド」を封入したもの。6.0kgと重量級で、持ち上げて振るとサラサラとした砂が動くような音が聴こえる。

オーディオボード「AB-111」。木目のクリア塗装とブラック仕上げをラインナップ

サイズは横350mm、奥行き400mmで、ちょうど「KX-3SX」を設置するとぴったり収まるサイズ。トールボーイスピーカーの台座として、またサイドボードなどにブックシェルフスピーカーを設置する際などに活用してほしいとしている。

「KX-3SX」にちょうどぴったりのサイズ

仕上げはブラックモデル「AB-111B」と木目のクリア塗装「AB-111N」の2種類をラインナップ。厚さは44mmとなっている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク