アップデートでマルチルーム再生にも対応予定

B&W、一体型ワイヤレススピーカー「Zeppelin」新モデル。Alexa対応/各種ストリーミング再生も

公開日 2022/02/24 11:12 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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ディーアンドエムホールディングスは、同社が輸入を手掛けるイギリス・Bower&Wilkins(B&W)のワイヤレススピーカー「Zeppelin」の国内発売を発表した。価格は115,500円(税込)で3月4日発売。カラーはミッドナイト・グレーとパール・グレーの2種類を用意する。

B&W「Zeppelin」

新しいZeppelinは、2007年に発売されたiPodドックスピーカーから数えて第4世代目に当たる。AirPlay2とBluetooth(aptX Adaptive/AAC/SBC)、Spotify Connect、Alexa CastによるAmazon musicの再生に対応。また「Bower&Wilkins Musicアプリ」を使うことで、Deezer、SoundCloud、TuneInなどのストリーミングサービスにもアクセスできる。

パール・グレー仕上げ

左右それぞれに25mmトゥイーターと90mmミッドレンジ・ドライブ・ユニットを、中央に150mm口径のサブウーファーを搭載。それぞれのユニットは専用のアンプモジュールによって駆動される。これらのユニットは、すべてFEA(有限要素解析)によって最適化された堅牢なエンクロージャーにマウントされているという。

Zeppelinのユニット

トゥイーターは、600 Series Anniversary Editionのために開発された25mmダブルドーム・トゥイーターと同じものを搭載。サブウーファーからの振動が伝わらないようにエンクロージャーからでカップリングされており、空間表現と精度の高いサウンドを両立させているという。

天面に各種ボタン類を装備

ミッドレンジは、独自のFST(Fixed Suspension Transducer)技術を用いた90mmドライブ・ユニット。B&Wのすべてのプレミアム・フロアスタンディング・スピーカーに採用されているのと同等のものを採用している。

サブウーファーは、先代モデルである「Zeppelin Wireless」に搭載されていたユニットをさらに改良。エンクロージャーの中心にサブウーファーを配置することで、動作時の振動をエンクロージャーに伝えないように設計されているという。

Alexaを搭載しており、音声での操作も可能。また金属製のスタンドを照らす調光可能なアンビエントライトが新たに追加されている。周波数レスポンスは35Hz〜24kHz、サイズは210H×650W×194Dmm、質量は6.5kg。

ライトが点灯する仕組みも

さらに、2022年の前半にはアップデートによりマルチルーム機能が追加される予定。複数のZeppelinによるマルチルーム再生や、Formation Suiteとの組み合わせによるマルチルーム・システムの構築も可能になるとしている。

専用壁掛けブラケット「Wall Bracket」も発売予定で、こちらの価格は22,000円(税込)。

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