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各部の改良で高音質化

TAD、USBエンジンなど刷新したSACDプレーヤー「TAD-D1000TX」/DAC「TAD-DA1000TX」

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編集部:成藤 正宣
2021年09月17日
(株)テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズは、革新的な技術の導入をコンセプトにした“Evolutionシリーズ”から、USBエンジンの刷新などを図ったSACD/CDプレーヤー「TAD-D1000TX」、およびD/Aコンバーター「TAD-DA1000TX」を10月中旬より発売する。

■SACD/CDプレーヤー「TAD-D1000TX
・シルバーモデル:2,310,000円(税込)
・ブラックモデル:2,365,000円(税込)*受注生産

「TAD-D1000TX」(ブラック/シルバー)

■D/Aコンバーター「TAD-DA1000TX
・シルバーモデル:1,540,000円(税込)
・ブラックモデル:1,595,000円(税込)*受注生産

「TAD-DA1000TX」(ブラック/シルバー)

両モデルとも、新たに独自開発した第3世代アシンクロナスUSB伝送エンジンを搭載。伝送状態を本製品から制御することで、受信するデジタル信号の正確性を高め、また純度の高いクロックで読み出すためジッターも低減できるという。第3世代USBエンジンは、FPGA内部回路の見直しによりDSD 11.2MHz信号に対応。ほか、音質向上や動作遅延の低減、ローレベルの歪特性の改善も実現したとのこと。

クロックには、上位機種「TAD-D600」と同等の「超高C/Nマスタークロック UPCG」を搭載。高速デジタル通信基地局で使用される高C/N化技術をベースに、物理特性の追求と試聴を繰り返して開発されたもので、ディスクに記録された信号や入力信号の再現性を極限まで向上させたとする。また、デジタル入出力回路とUSBエンジンそれぞれに専用の高C/Nクロック回路を備えており、デジタル伝送の純度をより高めた。

電源回路は、電源トランスの内部巻線を直出しすることで引き出し線との接点を可能な限り削減し、高純度化を追求。また、直出し線のターミナル/基板マウントターミナル/締結ビスには非磁性メッキとOFC純銅を採用し、磁性歪を徹底的に排除。加えて、電源トランスの取り付け台座には6mm厚の真鍮製ベースを採用し、不要振動を抑制している。

筐体は、8mm厚の無垢材アルミニウムシャーシと重量のあるパーツを底部に配置する低重心化設計を採用した制振構造。加えて、荷重ポイントの明確化や接地面からの振動影響の低減、アイソレーション性能の向上などを図った新開発のインシュレーターを装着することで、よりクリアな音の再生を可能にしたとする。

LINE出力には専用のボリューム機能を搭載。プリアンプを介さず、パワーアンプとダイレクトに接続するシンプルで高音質なオーディオシステムを構築可能だとしている。また、D/AコンバーターのTAD-DA1000TXのみ、ヘッドホン端子および独立したヘッドホンボリュームも備えている。

SACD/CDプレーヤーのTAD-D1000TXでは、スムーズで精度の高いローディング動作や、サーボ系に伝わる外部振動の影響の抑制などを図った独自のメカを搭載。ディスクトレイ部は低振動/高剛性のアルミ削り出し加工で、読み取り精度を高めるため黒色素材を採用している。

共通して、デジタル入力はXLR×1/同軸×2/光×1/USB-B×1、デジタル出力はXLR×1/同軸×1、アナログ出力はバランス×1系統/アンバランス×1系統を搭載。TAD-DA1000TXのみ、6.3mmヘッドホン出力×1を追加で搭載する。S/Nは115dB。USB端子はUSB Audio Class 2.0に対応。

外形寸法/質量は、TAD-D1000TXが440W×150H×406Dmm/18.5kg、TAD-DA1000TXが440W×150H×406Dmm/16.5kg。

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