全4モデル

パラダイム、旗艦機の技術を継承する入門スピーカー「MONITOR SE」シリーズ

公開日 2021/09/13 09:00 編集部:伴 修二郎
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(株)PDNは、同社が取り扱うカナダのスピーカーブランドParadigm(パラダイム)より、「MONITOR SE」シリーズ4モデルを10月より順次発売する。商品と価格は以下の通り。

「MONITOR SE」シリーズ。左から「8000F」、「6000F」、「3000F」、「2000C」

MONITOR SEシリーズ ラインナップ
・5ドライバー/3ウェイ・バスレフ型フロアスタンディングスピーカー「MONITOR SE 8000F」税込242,000円(ペア)
・5ドライバー/3ウェイ・バスレフ型フロアスタンディングスピーカー「MONITOR SE 6000F」税込143,000円(ペア)
・4ドライバー/3ウェイ・バスレフ型フロアスタンディングスピーカー「MONITOR SE 3000F」税込110,000円(ペア)
・3ドライバー/2ウェイ・バスレフ型センタースピーカー「MONITOR SE 2000C」 税込33,000円(1本)

MONITOR SEシリーズは、先行発売したブックシェルフ型モデル「ATOM」を含む同ブランドのエントリーモデル。フロア型4モデルとセンタースピーカー1モデルが新たに登場し、2chステレオ再生だけではなく、ホームシアターシステムを構築することが可能となった。

本シリーズでホームシアターシステムを構築できる

NRC(カナダ国立研究期間)と行った研究結果を活かす設計と、上位モデルで培ったノウハウを元に、この価格帯では得ることのできない繊細な高域や明瞭なミッドレンジ、充実した深い低温が得られるとアピール。同社は「大手メーカーだからこそ実現できるハイコストパフォーマンス・サウンドをご実感いただけます」としている。

トゥイーターには、同ブランドのフラグシップシリーズ「PERSONA」のウーファー用に開発された "X-PAL" を今回採用。さらに、特許技術のパーフォレイテッド・フェイズ・アライニング(PPA)レンズを搭載することで、トゥイータードームの損傷を防ぎながら位相のずれた周波数をブロックし、サウンドを色付けせずに出力を増加させたという。

X-PAL採用のトゥイーター

ウーファーは、軽量で強度の高い高性能ミネラル充填ポリプロピレンコーンを採用。リバースロールエッジによって、すっきりとしたシンプルな外観にしたという。

ユニットは、MONITOR SE 8000Fが、トゥイーターにPPA付25mmX-PALメタルドーム、ミドルレンジに165mmポリプロピレンコーン、ウーファーに203mmポリプロピレンコーン3基を使用。サイズは1165H×298W×424Dmm、質量31.2kg。クロスオーバー周波数は2.5kHz/550Hzで、周波数特製は45Hz〜21kHz。感度は95db、最大出力は150W。

MONITOR SE 6000Fは、トゥイーターにPPA付25mmX-PALメタルドーム、ミドルレンジに140mmポリプロピレンコーン、ウーファーに140mmポリプロピレンコーン3基を使用。サイズは1050H×230W×360Dmm、質量19.9kg。クロスオーバー周波数は3.0kHz/800Hzで、周波数特製は53Hz〜21kHz。感度は93db、最大出力は100W。

MONITOR SE 3000Fは、トゥイーターにPPA付25mmX-PALメタルドーム、ミドルレンジに140mmポリプロピレンコーン、ウーファーに140mmポリプロピレンコーン2基を使用。サイズは1004H×230W×280Dmm、質量15.8kg。クロスオーバー周波数は3.0kHz/800Hzで、周波数特製は55Hz〜21kHz。感度は91db、最大出力は100W。

センタースピーカーのMONITOR SE 2000Cは、トゥイーターにPPA付25mmX-PALメタルドーム、ミッドバスに140mmポリプロピレンコーンを使用。サイズは1830H×500W×280Dmm、質量8.6kg。クロスオーバー周波数は2.0kHzで、周波数特製は65Hz〜21kHz。感度は93db、最大出力は50W。

各種共通してインピーダンスは8Ω、本体カラーはマット・ブラックとグロス・ホワイトの2色展開となる。

そのほか、オプションでMONITOR SE 2000C用センター・スピーカースタンド「J-18C V2」も同時発売。価格は1本あたり税込44,000円となる。

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