1972年NYでの一夜かぎりのコンサート

アレサ・フランクリン幻のコンサートを収録。映画『アメイジング・グレイス』5/28より全国公開

2021/02/22 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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1972年に教会で開催された「ソウルの女王」アレサ・フランクリンの幻のコンサートの模様を収めた映画『アメイジング・グレイス』が、5月28日よりBunkamuraル・シネマ他にて全国公開される。

映画『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』メインビジュアル

この映画は、1972年1月13日、14日、ロサンゼルスのニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会で行われたライブを収録したドキュメンタリー・フィルム。この日のコンサートはライブ・アルバム『AMAZING GRACE』として発売され、史上最高のゴスペル・アルバムとして300万枚以上のヒットを記録している。

コーネル・デュプリー(ギター)、チャック・ レイニー(ベース)、バーナード・パーディー(ドラム)らに加え、サザン・カリフォルニア・コミュニティ聖歌隊をバックに、アレサが自らのルーツである「ゴスペル」を高らかに歌い上げる。

監督を務めたのは、映画『愛と哀しみの果て』で知られアカデミー賞を受賞しているシドニー・ポラック。アルバム発売の翌年に公開される予定だったが、カットの始めと終わりのカチンコがなかったために音と映像をシンクロさせることができないというトラブルに見舞われ、未完のまま頓挫していた。しかし、現在のテクノロジーにより、映画を完成させることができたという。

『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』
撮影:シドニー・ポラック『愛と哀しみの果て』
映画化プロデューサー:アラン・エリオット
出演:アレサ・フランクリン、ジェームズ・クリーブランド、コーネル・デュプリー(ギター)、チャック・レイニー(ベース)、ケニー・ルーパー(オ ルガン)、パンチョ・モラレス(パーカッション)、バーナード・パーディー(ドラム)、アレキサンダー・ハミルトン(聖歌隊指揮)他
配給:ギャガ
2018©Amazing Grace Movie LLC

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