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税抜23万円
ラックスマン、約40年ぶりのMCカートリッジ「LMC-5」。主要パーツを徹底的に再検討
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
2021年02月19日
ラックスマンは、MCカートリッジ「LMC-5」を3月下旬に発売する。1981年に「LMC-1」、1982年に「LMC-2」を発売して以来、39年ぶりの発売となる。ボディカラーはレッド、価格は230,000円(税抜)。
「LMC-5」では、レコードに刻まれた音楽信号を確実にトレースするために、主要パーツを徹底的に再検討。機構を軽量化できるMC型とし、スタイラスにはシバタ針、アルミカンチレバーを採用。マグネットはサマリウム・コバルト。LRの発電コイルを対称に巻いた直巻十字形コイルでチャンネル間の感度差を低減している。コイルは断線に強い範囲で最も細いφ30μmのUEWを採用、線材の方向性も固定している。
スタイラスユニットは、音響的にマイクと同等と考え、ユニット周囲の共振と反射音を徹底的に抑制。ユニットの横にはカンチレバー保護となる外壁を構成。ボディはアルミで、構造壁は共振と反射音を減らすために逆卵形曲線となっている。
ボディカラーは、ラックスマンのコーポレートカラーである深みのある赤色をアルマイト染色。国内の職人によって一つ一つ組み上げられる。
内部インピーダンスは4.7Ω、適性針圧は2.1 - 2.3g、出力電圧は0.4mV、再生周波数範囲は10Hz - 35kHzとなっている。サイズは17W×18.3H×21.3Dmm、質量は8.5kg。なお、ヘッドシェル、リード線は付属しない。
「LMC-5」では、レコードに刻まれた音楽信号を確実にトレースするために、主要パーツを徹底的に再検討。機構を軽量化できるMC型とし、スタイラスにはシバタ針、アルミカンチレバーを採用。マグネットはサマリウム・コバルト。LRの発電コイルを対称に巻いた直巻十字形コイルでチャンネル間の感度差を低減している。コイルは断線に強い範囲で最も細いφ30μmのUEWを採用、線材の方向性も固定している。
スタイラスユニットは、音響的にマイクと同等と考え、ユニット周囲の共振と反射音を徹底的に抑制。ユニットの横にはカンチレバー保護となる外壁を構成。ボディはアルミで、構造壁は共振と反射音を減らすために逆卵形曲線となっている。
ボディカラーは、ラックスマンのコーポレートカラーである深みのある赤色をアルマイト染色。国内の職人によって一つ一つ組み上げられる。
内部インピーダンスは4.7Ω、適性針圧は2.1 - 2.3g、出力電圧は0.4mV、再生周波数範囲は10Hz - 35kHzとなっている。サイズは17W×18.3H×21.3Dmm、質量は8.5kg。なお、ヘッドシェル、リード線は付属しない。
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