HOME > レビュー > “これからのオーディオ”に頼れる一台。BLUESOUNDのストリーマー「NODE」をデスクトップから本格HiFiまで徹底チェック!

【特別企画】ヘッドホンからスピーカーまで使いこなしの実例を紹介

“これからのオーディオ”に頼れる一台。BLUESOUNDのストリーマー「NODE」をデスクトップから本格HiFiまで徹底チェック!

2022/12/29 土方久明
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

小型でデザイン性抜群、ストリーミングもハイレゾも楽しめる「NODE」



これからAmazon Music HDやTIDALなどのストリーミングサービス、ハイレゾファイル再生にチャレンジしたいと思う方にとって、心強い存在がストリーマー(ネットワークプレーヤー/トランスポート)だ。今年もほぼ全てのモデルを聴いて試したが、その中でもカナダのBLUESOUNDは、小型でデザインも良く、価格も手頃と印象が良かったブランドだった。

リビングオーディオからデスクトップオーディオ、本格HiFiシステムまで、あらゆる用途で実力を発揮するBLUESOUNDの「NODE」。アイデア次第で使いこなしは自由自在! 今回の企画ではさまざまな実例を通してNODEの楽しみ方を探ってみよう

BLUESOUNDのストリーマーの1つの特徴は、幅広いラインナップからチョイスできることだ。ディスクドライブを搭載し、CDの直接再生やリッピングができる「VAULT 2i」、好みのスピーカーとシンプルなオーディオシステムを構築できるアンプ内蔵のオールインワンモデル「POWERNODE」なども人気がある。

ここで改めて注目してもらいたいのが、スタンダードモデル「NODE」である。コンパクトなサイズと操作性の良いアプリケーションによって、ライフスタイルの中に「良い音」を自然に組み込むことができるネットワークストリーマーである。

BLUESOUNDのネットワークプレーヤー「NODE」。オープン価格(市場実勢価格 税込85,000円前後)。ホワイトとブラック仕上げを用意

そこで今回は、本格ハイファイオーディオからデスクトップオーディオまで、スピーカーとヘッドホンを駆使して、音質と使い勝手をチェックしてみた。

コンパクトボディで使い勝手は多種多様!



NODEのストロングポイントは多い。まずは設置しやすいサイズと品位あるデザインを持つこと。シャーシ寸法は220W×46H×146Dmmで、カラーはホワイトとブラックの2色展開。最近のオーディオシーンでは、まさにこの手頃なサイズ感とデザイン品質が求められている。

2点目はストリーミングサービスに強いこと。Amazon Music HD、TIDAL、Qobuz、Spotifyなど主要サービスに対応し、ファイル再生はネットワークサーバーに加え、背面のUSBポートに接続した外付けUSBメモリやHDDからも可能だ。そして近年注目される統合的な再生ソリューション「roon」のエンドポイントとしての機能も備えている。

スマートフォン・タブレット・PCのいずれからも直感的な操作が可能な「BluOS Controller」。Amazon MusicやTIDAL、Qobuzなどのストリーミングサービスを操作アプリから簡単に選曲、操作ができる

また、他社も採用するほどのユーザビリティを持つ独自OS「BluOS」を搭載、専用操作アプリ「BluOS Controller」によってネットワークプレーヤーとしてのユーザビリティも高い。さらに現行モデルはCPUにクアッドコアの「1.8GHz ARM Cortex A53」プロセッサーを搭載し操作レスポンスが大きく向上した。

Roon Readyにも対応しており、Roonと連携した音楽再生も可能

入出力も充実しており、入力端子はTOSLINKと3.5mmステレオミニジャック端子(兼用)に加え、テレビとの親和性がグッと上がるeARC対応のHDMI端子を搭載する。出力はRCAのライン出力に加え、同軸デジタル、TOS光、さらにデジタル出力可能なUSB-B端子も装備。内蔵DAコンバーターを利用してアンプと直接接続してもいいし、デジタル出力を利用してさらに高品位なUSB-DACと組み合わせることもできる。

NODEの背面端子。LAN、USB typeA入力のほか、eARCに対応するHDMI端子を搭載。薄型なのでテレビ下やラックなどにも省スペースで設置できる

LAN/ワイヤレス関係はRJ-45のGigabit対応の有線LAN端子に加え、2.4/5GHz対応のデュアルバンドWiFi接続、さらにaptX HD対応のBluetooth接続機能(しかも双方向接続に対応するのでスマホやBluetoothヘッドホンなど幅広い機材と接続できる)も持つ。

ヘッドホンからテレビ、本格オーディオまで使用別シーンをチェック!



このように汎用性の高さも大きな魅力だが、実際の音質や使い勝手はどうだろうか? ここから、いよいよクオリティチェックに入りたい。試聴は下記の5環境で行った。

■テーマ1.デスクトップでこだわりのオーディオを!
■テーマ2.Bluetoothを活用してワイヤレスヘッドホン再生
■テーマ3.本格オーディオ環境に“ストーリーミング”をプラスオン
■テーマ4.高品位DAC&フルデジタルアンプと組み合わせ
■テーマ5.HDMIを活用してテレビの音質もグレードアップ



■テーマ1.デスクトップでこだわりのオーディオを!

小型シャーシのNODEはデスクトップ環境にはピッタリだ。コンパクトで場所を取らない。今回は自分好みの艶やかな音を狙い、トライオードの真空管アンプ「Pearl」とカナダの高性能スピーカーメーカーパラダイムのブックシェルフ機「MONITOR SE ATOM」と組み合わせた。ホワイトで統一された3つのコンポーネントは収まりが良く見栄えも大変美しく、嬉しくなってくる。

小型アンプとスピーカーを組み合わせることで、コンパクトなデスクトップオーディオシステムが完成!

iPhoneにインストールした「BluOS Controller」アプリを立ち上げ、Amazon Music HDからYOASOBI「もしも命が描けたら」を再生した。美しいデザインのシステムだが、音質は予想以上に良質。

ブックシェルフスピーカーのサイズを超えたボリューム豊かな低音域が魅力的で、真空管アンプらしい倍音成分や色艶の良い音が聴こえてきた。これぞコンポーネントオーディオの組み合わせの楽しさだ。デスクトップでもしっかりとオーディオしているじゃないか! と嬉しくなる。


■テーマ2.Bluetoothを活用してワイヤレスヘッドホン再生

デスクトップオーディオ環境といえばヘッドホンも使いたいところ。ということで、Appleの人気ヘッドホン「AirPods Max」と組み合わせてワイヤレスヘッドホン環境を構築した。

Bluetoothでワイヤレスヘッドホンでの再生も可能! 今回はこちらもホワイトのAppleの「AirPods Max」でチェック

NODEはBluetoothの受信に加え送信機能を持つので、ワイヤレスヘッドホンやイヤホンとの相性も抜群。ペアリングはスムーズに完了して、アデルのアルバム『30』より「To Be Loved」を再生した。

ワイヤレスヘッドホンならば家の中でも自由自在。作業しながらの「ながら聴き」としても楽しめる

AirPods MaxとのBluetooth接続コーデックはAACとなるので、音質、特に分解能はある程度制限されてしまう。しかしヘッドホン本体の音質的な性能も高く、躍動的な良い音で楽しめる。ワイヤレスということでケーブルの煩わしさもない。装着感も優れており、長時間音楽を楽しむならおおいにありと言った印象だ。

次ページ本格オーディオシステムにストリーミングをプラス!&テレビと連携したリビングオーディオも

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク