環境も考慮して木材を一新

ADK、アカシア無垢集成材でリニューアルした天然木オーディオラック「Solidシリーズ」

2021/01/15 編集部:成藤 正宣
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朝日木材加工(株)は、同社オーディオラックブランド・ADKから、天然木のアカシア集成材を用いたオーディオラック「新Solidシリーズ(SDシリーズ)」を、1月下旬より発売する。ラインナップは以下の通り(価格はいずれも税抜)。

オーディオラック
・「SD-DX5123」(123W×106H×56Dmm):280,000円
・「SD-DX3123」(123W×70H×56Dmm):185,000円
・「SD-DX2123」(123W×49H×56Dmm):145,000円
・「SD-DX5066」(66W×98H×56Dmm):160,000円
・「SD-DX3066」(66W×70H×56Dmm):112,000円
・「SD-DX2066」(66W×41H×56Dmm):86,000円

「SD-DX5123」「SD-DX3123」「SD-DX2123」(左から)

「SD-DX5066」「SD-DX3066」「SD-DX2066」(左から)

ソフトボックス
・「SD-LD1BDX」(LP/LD向け):55,000円
・「SD-DVD1BDX」(DVD向け):26,000円
・「SD-CD1BDX」(CD向け):22,000円

「SD-LD1BDX」

「SD-DVD1BDX」「SD-CD1BDX」

同社のロングセラーシリーズを新しい木材でリニューアルしたモデル。同社によれば、従来採用していた南洋材のラバー材は近年無計画な伐採による環境問題/木材供給の問題に直面しており、安定供給や環境保護なども考慮した結果アカシア材の選定に至ったという。

アカシアは適度な硬さと粘り気、耐腐食性を備えるとともに、緩やかな曲線や渦を巻く木目の特質が振動を適度に分散/減衰する性質を持つため、自然な音の響きを実現できるという。ラバーやチーク/ホワイトアッシュといった他の木材に比べて色の濃淡がはっきりしており、より天然木の風合いが感じられることも特徴とのこと。

音質だけでなく供給/環境の観点からアカシア無垢集成材を採用

また従来から引き続き、一枚板よりも品質が安定しやすく強度に優れる無垢集成材を使用。異なる部位の木板を接着しているため、木の繊維方向や木密度が一定ではなく、振動を多方向に分散する効果もあるという。

天/底板は厚さ40mm、棚板は厚さ25mmで、表面にウレタン塗装を施すことで耐熱性を向上。細部にわたるきめ細やかな面取り加工と重厚感あふれる外観により、高級ファニチャーと呼ぶのに相応しい逸品に仕上げたとしている。

設置イメージ

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