独自の導体構造も引き続き採用

サエク、PC-Triple C/EX導体採用の新旗艦スピーカーケーブル「STRATOSPHERE SP-1」

公開日 2019/11/27 16:09 編集部:成藤 正宣
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サエクコマースは、同社オーディオケーブルの旗艦シリーズ “STRATOSPHERE” から、スピーカーケーブルの新モデル「SP-1」を今月より発売する。

“STRATOSPHEREシリーズ”より、新フラグシップスピーカーケーブル「SP-1」が登場

希望小売価格は1.5mが276,000円、2.0mが340,000円、3.0mが468,000円(ペア/税抜)。以降の長さも0.5mごとに64,000円(ペア/税抜)で特注が可能。端子は同社オリジナルの高品質Yラグ/バナナプラグの2種類から選択できる。

端子をYラグ/バナナプラグから選択可能

従来モデル「STRATOSPHERE SP-10」に代わる同社史上最高のスピーカーケーブルとして位置づけており、ケーブル導体には高い伝送能力を誇る「PC-Triple C/EX」および「PC-Triple C」を採用。PC-Triple C/EXは可聴帯域以上の倍音成分を含む高周波が流れる外周部において、比誘電率の低いPFAフッ素樹脂で絶縁を施したリッツ線構成にて使用。11本を中心導体の同心円状に配置する。PC-Triple C導体は中低域の周波数を受け持つ中心部において、同心撚りにして使用している。

また、導体構造には従来モデルのSP-10と同様、外周部の導体にそれぞれ絶縁を1本ずつ施すことで信号伝送の表皮効果を最大限発揮させる「スーパーストラタム構造」を採用。介在には広帯域でエネルギー損失の少ない伝送を実現するため、静電容量が低く安定した素材である絹を用いている。

ケーブル外形はΦ11mm、導体断面積は4.1sq(中心部:2.1sq、外周部:2.0sq)。シースの素材には制振材入ポリオレフィンを採用する。

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