nano iONEは旧出荷分が対象

iFi audioのDAC向け新ファームウェア。MQAと共同開発「iFi GTO デジタル・フィルター」実装

公開日 2018/11/14 17:07 編集部:川田菜月
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トップウイングサイバーサウンドグループは、iFi audioブランドのDAC製品において、英MQA社と共同開発の「iFi GTO デジタル・フィルター」を実装した新ファームウェア「5.3C」を公開した。

MQAに正式対応した5.3バージョンに細かなバグ修正や最適化を図ったもので、5.3Cでは、iFi audio製品の仕様に基づいて英MQA社と共同で新開発した「iFi GTO デジタル・フィルター」を実装。

英MQA社と共同で新開発した「iFi GTO デジタル・フィルター」を実装

iFi audioのフラッグシップモデル「Pro iDSD」から採用されたデジタルフィルターで、ファームウェアアップデート後は、PCM再生時にiFi GTO デジタル・フィルターを用いた8倍オーバーサンプリング(352.8kHz/384kHz)を行った上で再生するとのこと。

対象製品は、micro iDAC2/micro iDSD BL-original/nano iDSD BL-LE-original/Retro Stereo 50/xDSD/nano iONE。

なおUSB DAC「nano iONE」については、現行品はMQA対応がなされており、今回のアップデート対応はMQA未対応の旧出荷分でパッケージにMQAシールが無いものが対象となる。あわせてLED機能を全て備えたものにアップグレード可能で、アップデートするためには同社リペアセンターでの有償作業(9,000円/税抜)が必要とのこと。

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