香港オーディオショウで発表

ソニー、約88万円の超弩級DAP「DMP-Z1」。据置き並みサイズ、香港で発表

2018/08/09 ファイルウェブ編集部
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ソニー香港は、中国・香港にて8月10日〜12日に開催されるハイエンドAV機器の見本市「Hong Kong High End Audio Visual Show」への出展に合わせ、同イベントで公開予定のハイエンドオーディオ製品の情報を多数発表した。

プレーヤーでは、“超弩級”ハイエンドデジタルミュージックプレーヤー「DMP-Z1」が発表された。現地で発表された価格は61,880香港ドル(日本円で約88万円)。“Signatureシリーズ”の製品として投入する。近日発売予定。

ソニー「DMP-Z1」

斜め上からみたところ

外形寸法は約138W×68.1H×278.7Dmmと、卓上ヘッドホンアンプほどのサイズを持ちながらバッテリーを内蔵し、さらに専用キャリングケースを同梱することで、旅行先への携帯も想定したという“超弩級ミュージックプレーヤー"となっている。

内部構造

大型のアナログヘッドホンアンプブロック、デュアルDACステレオアーキテクチャーなど、同社がこれまで培った、あるいは新たに開発したハイエンドオーディオ技術や素材をフル投入。新DSEE HXや、アナログレコードの音質を再現する「Vinyl Processor」などの新技術も搭載している。

また筐体上部に3.1インチの画面を備え、解像度は800x480ピクセル。同社ウォークマンに準じるUIを搭載している。

給電はバッテリーからのみ行われ、ノイズの少ない電源を供給するための仕様を備えている。

筐体正面には大型のボリュームダイヤルと4.4mm端子、3.5mm端子を搭載。デジタル入出力としてUSB Type-C端子を備える。内蔵メモリーは256GBで、外部メディアとしてmicroSDXCスロット2基も内蔵している。

再生可能なフォーマットはDSD 11.2MHz(ネイティブ対応)、WAV(384kHz/32bit、Integer/Float)、FLAC(384kHz/32bit)、MP3、WMA、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、AAC、HE-AAC、Apple Lossless、AIFF、APE、MQA。

バッテリー持続時間は約9時間(FLAC 96/24再生時)、約10時間(MP3再生時)。

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