ロイヤルオーディオ主催

来場者に“感動体験”を提供するイベント「松本・夏のオーディオフェア」レポート

公開日 2018/07/10 17:00 Senka21編集部
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長野県松本市のオーディオ専門店、ロイヤルオーディオは、7月7日 - 8日に恒例の夏の展示即売イベントを開催した。

「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」が開催されるキッセイ文化ホールが会場となった

同店主催のイベントは毎年夏と年末シーズン、年間2回のタイミングで開催されており、今回で延べ88回に至るという。前回までは「ハイエンドオーディオビジュアルフェア」と銘打って、取り扱い店も減少する中で体感するチャンスが少なくなりつつあるハイエンドの高額商品にフォーカスしてきたが、今回は名称を「松本・夏のオーディオフェア」として、手の届きやすい価格帯の商品を中心に展開した。

(株)ロイヤルオーディオ 代表取締役社長の丸山明氏(左)、取締役営業部長の丸山浩明氏(右)

「ハイエンドオーディオに限らず、まずはオーディオそのものを広くいろいろな方に知っていただきたい思いがあります」とその主旨を語るロイヤルオーディオ社長の丸山明氏。計15社にわたった参加メーカーにも、出展する製品がハイエンド一辺倒にならないよう声かけをしたという。

会場となったキッセイ文化ホールは、有名音楽イベント「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」を始め数々のコンサートや演奏会の場となっており、音響対策が施されている。今回使用された会議室フロアも室内の壁は有孔ボードが採用されており、コンサートなどの練習の場としても使用されるという。

壁に有孔ボードが採用され、天井の高い室内環境。心地よい音が響いた

室内にはつややかで立体的な質感をもつ心地よい音場が再現された。各社が出展する複数のオーディオシステムが設置され個別に順番に再生の時間が設けられたが、来場者は熱心に耳を傾けて音を堪能し、ひとつのシステムの再生が終わるとまた次へと椅子を移動させ、時間をかけて聴き込む様子が見受けられた。開催当日は多くの来場者で会場が賑わい、夫婦と思われる二人連れの多さが非常に目立った。

「こうした体感の場は非常に大事だと思います。お客様にまず感動をしてもらわなくては。感動があってこそ、いつかいいオーディオを手に入れたいという気持ちになっていただける。業界全体で情報を共有して、前向きにますます盛り上げて行きたいですね」と意気込みを見せる丸山氏。ロイヤルオーディオの今後の活動にも注目したい。以下、イベントの模様をフォトレポートにてお伝えする。

話題のスピーカー FOCALのKANTA N2、Sopra N°2でシステムを展開

アキュフェーズは新製品となる純A級ステレオ・パワーアンプ「A-75」を初披露した


マークレビンソン初のアナログプレーヤー「No 515」を中心に、JBLおよびREVELのスピーカーで聴かせるシステムを展開

ヤマハはフラグシップスピーカーNS-5000でシステムを展開


単独の試聴ルームを構えたテクニクス。ダイレクトドライブターンテーブルシステム SL-1000R、SL-1200G、ステレオパワーアンプSE-R1、ネットワークオーディオコントロールプレーヤー SU-R1、スピーカーシステムSB-R1のシステム

トライオードの真空管アンプとカクテルオーディオのマルチメディアプレーヤーX45を用いたデモを展開


タンノイのレガシーシリーズ、CDプレーヤー「K-01X」、「K-03X」、インテグレーテッドアンプ「F-03A」、マスタークロックジェネレーター「G-01X」を配したシステム

フォステクスはGX100、G1003MG、スピーカーユニットFE208-Solのスピーカーシステムを用意した


スピーカーTAD-ME1、TAD-CE1と、プリアンプTAD-C2000、パワーアンプTAD-M2500MK2、SACDプレーヤーTAD-D1000MK2のシステム

マランツの新プリメインアンプPM-12、PM-10、新SACDプレーヤーSA-12、SA-10、B&Wスピーカー804のシステム


アナログプレーヤー「TN-570」、ネットワークプレーヤー「NT-505」、マスタークロックジェネレーター「CG-10M」、ネットワークCDプリメインアンプ「NR-7CD」、ハイレゾマスターレコーダー「SD-500HR」などを出展

ウィーンアコースティクス、モニターオーディオのスピーカーシステム、ロクサンのアナログプレーヤーやK3シリーズ、プライマーのアンプとCDプレーヤーなどお目見え


オクターヴのプリメインアンプV110SE、LINNのネットワークプレーヤーAkurate DSM、ピエガのスピーカーを用いたデモを展開

JVCの4K HDR対応DLPプロジェクターDLA-X590R、オーエスのHDR対応スクリーンREIRODORO(120インチ)、マランツのAVアンプを用いて4Kの大画面シアターをデモ


スピーカーシステムKX-0.5、KX-1000P、KS-9Multiを用いたデモを展開

MC昇圧トランスT-2000を用いたデモを展開


ARACRAFTのPC-Triple Cを採用したケーブルを用いたデモを展開

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