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価格は4,914,000円(税込)

AUDIO NOTE、CR型採用の旗艦フォノイコライザーアンプ「GE-10」

季刊・analog編集部
2017年06月29日
オーディオ・ノートは、同社のフラッグシップとなるフォノイコライザーアンプ「GE-10」が登場する。価格は4,914,000円(税込)で、7月発売を予定。

「GE-10」

本機は高い品位とナチュラルな質感が得られるCR型を採用。このCR型のフォノアンプ部はモジュール化にすることで、ハンドワイヤリングの良さと、プリント基板並の経路の短さを実現。真空管6本(E88CC×2本、6072×4本)と大型の銀箔コンデンサー等を搭載しながら、基板サイズを最小限のサイズに抑えている。

またモジュール付近には4系統のデカップリングコンデンサーを配置し、より高純度なシグナルループを形成。トランジスータアンプとの接続も考慮し、プリアンプの入力インピーダンスは20kΩまで対応している。

本機は電源部が別筐体で構成される

採用したパーツ類に関しても、同社の象徴ともいえるオリジナルの銀線(SSW=シルクシルバーワイヤー)を配線材に採用。さらに同社の最高峰セパレートアンプである「Kagura」および「G-1000」の流れを汲む新型の銀箔コンデンサーを信号系統に配置し、カットコア仕様の本機専用電源トランスや銀リード抵抗、銅製シャーシなど、細部にわたって試聴を重ねた高品位パーツを投入している。

入力端子はRCAが2系統で、出力端子はRCAを1系統装備。出力段の負荷抵抗は100kΩ、50kΩ、20kΩの3段階に切り替えが可能

電源部は別筐体とし、内部は左右独立構造。電源部は、片チャンネルあたりダブルチョーク構成とすることで、安定かつ力強い電源を実現。また、ヒーター電源部はプリアンプ「G-1000」と同様にシャントレギュレータ回路を採用。高安定で低インピーダンスなヒーター電源を供給する。

入力端子はRCAが2系統で、出力端子はRCAを1系統装備。出力段の負荷抵抗は100kΩ/50kΩ/20kΩの3段階に切り替えが可能。この負荷抵抗と本機に接続されるプリアンプの入力インピーダンスの合成抵抗値は約20kΩに設定され、その抵抗値と出力段のカップリングコンデンサーでローカットフィルターを形成。緩やかな特性ながらランブル成分を低減し、音質劣化のないフィルタを実現するという。

「GE‐10」の本体部の内部

フォノイコライザーアンプ 
Audionote「GE-10 」
¥4,914,000(税込)

●RIAA偏差:±0.5dB(30Hz~20kHz, ローカット含まず) ●ゲイン:38dB ●入力/インピーダンス:2系統(RCA、アンバランス)/47kΩ ●出力/インピーダンス:1系統(RCA、アンバランス)/1kΩ●全高調波歪:0.07%(1kHz、1V) ●残留ノイズ:1.5mV未満 ●真空管:E88CC×2、6072×4、6CA4×2 ●消費電力:46W ●サイズ:本体部=320W×160H×414Dmm/電源部=320W×160H×414Dmm ●質量:本体部=15kg/電源部=20kg

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