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全世界1833枚限定

ベルリンフィルのダイレクトカットLP限定発売。2014年収録のラトル指揮「ブラームス 交響曲全集」

編集部:小澤 麻実
2016年12月14日
ベルリン・フィルが主宰するオリジナルレーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」から、ラトル指揮/ベルリン・フィル「ブラームス 交響曲全集」のダイレクトカットLPが発売される。ブラームスの生年にちなみ、全世界1,833セット限定販売。日本向けには500セットが確保される。6枚セットで、価格は89,000円(税抜)。


2014年9月にベルリン・フィルハーモニーの第4スタジオで行われたライブ演奏を、ダイレクトカット方式で録音したもの。ゲネプロと2回の演奏会から、最も良いテイク(=ラッカー盤)を楽章ごとに選択している。なおCD化の予定はないという。

ダイレクトカット方式とは、録音現場にカッティングマシンを持ち込み、収録した音をそのままリアルタイムにラッカー盤に刻み込む方式。“正真正銘の「生音」を録った究極のアナログ録音”とアピールされている。

ゼンハイザーのマイク「MKH800Twin」1セットで収録した音を、ノイマンのカッティングレース「VMS-80」で記録。制作を担当したのはドイツ・グラモフォン黄金時代の録音技師ライナー・マイヤール氏の主宰するエミール・ベルリナー・スタジオ。180g重量盤に刻み込まれている。

実際に使われたカッティングマシン

ベルリンフィルが最後にダイレクトカット方式で収録を行ったのは70年前。編集ができないため失敗がありのままに記録されてしまい、ライブでの収録は非常に難しい。これを実現できたのは、世界最高峰のオーケストラのひとつであるベルリン・フィルだからこそと言えるだろう。

パッケージもプレミアム。手書きシリアルナンバー入りの布張りケースに、英独語ハードカバー・ブック、日独語ハードカバー・ブック(日本版のみ)、ライナー・マイヤール氏直筆サイン入り品質証明書、生写真2枚(ラトル指揮/ベルリン・フィル、ノイマンのVMS-80)が封入されている。

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