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密閉型に合わせたチューニング

AKGから密閉型フラグシップヘッドホン「K872」登場。K812の兄弟機

編集部:小澤 麻実
2016年10月21日
ハーマンインターナショナルは、AKGの密閉型フラグシップヘッドホン「K872」を10月28日に発売する。価格はオープンだが、直販サイトでは188,000円(税抜)で販売される。

K872

2014年に発売したオープン型フラグシップ「K812」の技術とサウンドを継承しつつ、密閉型ハウジングにあわせたチューニングを施したモデル。ドライバーはφ53mmで、磁束密度1.5テスラの強力な磁気回路の駆動により、広大なダイナミックレンジを得つつ微細な信号も正確に再現するという。

また、銅皮膜アルミニウムを使用した二層構造のボイスコイルを使用。これは極めて軽量で、強力な磁気回路で駆動することにより過渡特性を大幅に改善したという。

K872のドライバー構造

ダイヤフラムには複合材を使用し、ダンピング性能を向上させつつ分割振動を抑制。ダイヤフラムの中心部には、筒状のパーツを近接させたエアフロー・ドーム構造を設け、ハウジングへ抜ける空気の流れを制御することで歪みを抑えている。

感度は98dB SPL/mWで、再生周波数帯域は5Hz〜54kHz。インピーダンスは36Ωのため、ポータブル機器に接続しても使用できるとアピールされている。

イヤーパッドは耳をすっぽりと覆うアラウンドイヤータイプで、耳の裏側に接する面積を増やした立体構造に加え、耳の周囲と接する面の形状を保持する3Dスローリテンション技術を採用。これにより頭部側面への圧迫を低減し、装着性を高めた。

イヤーパッドは3Dスローリテンション技術により設計されている

ヘッドバンドの調整機構部

筐体はアルミダイキャスト製。ヒンジ部まで金属を使用することで耐久性を高めている。ケーブルは片出しタイプの着脱式で、着脱部分にはLEMOコネクタを採用。長さは3m。プラグ部は金メッキの3.5mmステレオミニ。

ケーブルは着脱式。着脱部分にはLEMOコネクタを採用

出荷時にはAKG PROチームによる品質検査を実施。検査に合格したことを証明するシリアルナンバーが右ハウジングに刻印されている。

リアルアンバーが右ハウジングに刻印されている

本体質量は390g。付属品として、φ3.5mm→φ6.3mm入力変換プラグや、長さ3mのストレートケーブル、専用キャリングバッグが用意されている。

Phile-webでは野村ケンジ氏による速攻レビューも掲載中。こちらもぜひチェックしてみていただきたい。

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