11.2MHz DSDに対応、クラスDアンプ搭載

パイオニア、レコードやGoogle Castも接続できるネットワークCDレシーバー「NC-50」

公開日 2016/08/25 15:29 編集部:杉浦 みな子
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オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン(株)は、同社のパイオニアブランドより、ネットワーク再生機能を搭載するCDレシーバー「NC-50」を9月中旬に発売する。価格は10万円(税抜)。本体カラーはシルバー。

NC-50

CD、USB(PC/メモリー)、ネットワーク、Bluetooth、レコード入力など、多様な音楽ソースと接続できるミュージックレシーバー。5GHz/2.4GHz帯をカバーするWi-Fi接続機能を備え、ネットワーク経由でハイレゾ再生が行える。

また、tuneInやradiko.jpプレミアムなどのインターネットラジオにも対応。ラジオチューナーも内蔵しており、AM/FMの聴取も行える。さらにGoogle Castの接続にも対応している。

音声入力端子は、デジタル入力として光/同軸を1系統ずつと、アナログ入力を2系統装備。アナログ入力のうち1系統がMM対応のフォノ端子で、レコードプレーヤーを接続できるようになっている。加えて、USB入力をフロントとリアに1系統ずつ装備する。リアのUSB端子には外付けUSB-HDDを接続することが可能で、USB-HDD内に保存した音源の再生も行える。

NC-50の背面端子部

音声出力端子はスピーカーのほか、サブウーファープリアウトとヘッドホン出力を1系統ずつ装備する。

内部アンプ部には、パワー素子に「Direct Power FET」を搭載した最新のクラスDアンプを搭載。定格出力40W/ch(4Ω、1kHz、THD 1%)を確保している。4〜16Ωという幅広いスピーカーインピーダンスに対応しており、様々なスピーカーを接続できるように配慮した。

DAC部には、ESS製の192kHz/24bit DAC「SABRE32 Ultra DAC」を採用。ジッターを抑え、SN比の高い音楽再生を狙っている。有線ネットワークとUSB接続経由で、192kHz/24bitまでのFLAC/WAV/AIFF/ALAC、11.2MHzまでのDSD再生に対応している。

機能面では、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」と連携するダウンローダー機能も搭載しており、スマホのe-onkyo musicから購入したハイレゾ音源を、本機と接続したUSB-HDD内に自動ダウンロードして楽しむことができる。

専用アプリ「Pioneer Remote App」からのコントロールに対応しており、楽曲の選択やNC-50本体の基本操作などがスマホ/タブレットから手軽に行える。

本体サイズは外形寸法435W×103H×333Dmm、質量は6.4kg。

【問い合わせ先】
パイオニアホームオーディオコールセンター
TEL/050-3388-9425

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  • ジャンルネットオーディオプレーヤー
  • ブランドPIONEER
  • 型番NC-50
  • 発売日2016年9月中旬
  • 価格¥100,000(税抜)
【SPEC】<アンプ部>●定格出力:40W/ch(4Ω、1kHz、THD 1%) ●実用最大出力:50W/ch(4Ω) ●周波数特性:10Hz〜60kHz、±3dB ●S/N比:100dB以上(A-weighting,Line) ●スピーカーインピーダンス:4〜16Ω <接続端子>●入力端子:光デジタル音声入力×1、同軸デジタル音声入力×1、アナログ音声入力×2、USB入力×2 ●出力端子:スピーカー出力×1、サブウーファープリアウト×1、ヘッドホン出力×1 ●その他:LAN×1 <その他>●消費電力:50W(待機時0.3W) ●外形寸法:435W×103H×333Dmm ●質量:6.4kg