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96/24までのFLAC/ALACに対応

ハイレゾ対応で高音質化図ったDJ機器、Pioneer DJから登場

公開日 2016/01/13 15:08 編集部:風間雄介
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Pioneer DJ(株)は、ハイレゾ音源に対応したプロDJ/クラブ向けマルチプレーヤー「CDJ-2000NXS2」とミキサー「DJM-900NXS」を2月上旬に発売する。価格はオープンだが、両機とも27万円前後での販売が予想される。

DJ用マルチプレーヤー「CDJ-2000NXS2」

ミキサー「DJM-900NXS」

再生可能ファイルフォーマットとして、これまでのMP3、AAC、WAV、AIFFに加え、新たにFLACとApple Lossless(ALAC)にも対応。96kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生が可能になった。

接続できるデバイスも多彩で、iPhoneやスマホ、PC/Macのほか、フラッシュメモリー/HDDなどのUSBストレージデバイス、SDメモリーカード、音楽CD、DVDなどが再生できる。

内部は高性能DSPを搭載し、96/24音源を劣化なく内部処理・伝送することが可能。また32bitのDACを搭載したり、アナログ電源を別に持たせたりなどの工夫で高音質化を図り、「ハイレゾ音源の臨場感あふれる次世代クラブサウンドを実現」したとしている。

機能面でも、スピーディーな選曲と瞬時な楽曲展開の把握が行える高精細なマルチカラータッチディスプレイを採用したほか、任意の位置から瞬時に再生する「HOT CUE」を最大8箇所に拡大。大型パッド搭載の追加型DJコントローラー「DDJ-SP1」に、本機のパフォーマンス機能を割り当てることも可能になった。

また、最大4台のプレーヤーをLANケーブルで接続することでコンテンツ共有などが行える「PRO DJ LINK」機能、楽曲管理アプリケーション「rekordbox」への対応なども特徴となる。

ミキサー「DJM-900NXS2」もハイレゾに対応。96/24のデジタル入出力に対応したほか、低ジッタークロック回路、24bitのA/Dコンバーター、32bitのD/Aコンバーターなども内蔵した。

セットでの使用イメージ

さらにオーディオ電源を新規開発したほか、PHONO入力のプリアンプを再設計するなど、アナログ面での音質向上も図っている。

【問い合わせ先】
Pioneer DJサポートセンター
TEL/0120-546-676(フリーコール)
http://www.pioneerdj.com/support/

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