あらゆる伝送方式をシームレスにつなげる

<1分で分かる>エクササウンドのPlayPointに注目すべき理由

2016/07/22 季刊ネットオーディオ編集部
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日々、技術革新が進むデジタルの世界。オーディオの分野でもその進化は著しく、ハイレゾ音源の台頭からDSD対応製品の登場など、これまでのオーディオの歴史を見てもバリエーション豊かな音源が楽しめるようになってきている。

ここ数年はどちらかといえば、DSD11.2MHz音源の登場やそれらの再生に対応した機器などが登場してきているが、昨今ではそのトレンドが「ユーザビリティ」の方向へと進化してきているようだ。

exaSound「PlayPoint」※写真奥はペアとなるUSB DAC「e22 mk2」(別売、¥533,000/税別、強化電源付属モデル)

先日、カナダのオーディオブランド、エクササウンドから登場した「PlayPoint」はまさにそんないまのネットオーディオのトレンドを色濃く反映した製品ということができるだろう。

「ネットワーク・ブリッジ」という触れ込みで発表された本機は、その名のとおおりネットワークオーディオにおけるほぼ全ての伝送プロコトルに対応した製品だ。

現在、多くのネットワークプレーヤーが採用するUPnP(DLNA)はもちろんのこと、HQ Player NAA、昨今対応機器が増えているOpenHome、そして今後のネットオーディオにおける大きな潮流になることが予想されるRoon Ready、Roon Serverへの対応など、実に幅広い対応力を備えている。

ネットワークオーディオを楽しむ場合、実はこのプロコトルがユーザーの環境を限定するひとつの要素となっていたが、PlayPointはそれらをシームレスに、ユーザーに特別な意識をさせることなく使用させることを可能としたまさに「ネットワーク・ブリッジ」と呼ぶにふさわしい製品となっている。


現在発売中の『季刊ネットオーディオ vol.23』では巻頭企画にてPlayPointを徹底レポート
もちろん、再生対応サンプルレートを含め内部の使用も現在のデジタル再生における最先端のもの。早くもサウンド面においても高い評価を集めている。

PlayPointの詳細については、現在発売中の『季刊Net Audio vol.23』内の巻頭企画「THE INNOVATION」にて徹底的に紹介していることに加え、特集企画「再生ソフトウェア革命」内でもRoon Ready / Roon Server対応機として解説している。

ネットオーディオにおける常識を大きく覆すことが予想される本機は、今季再注目の製品といえそうだ。

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