250mmベースドライバーで低域強化

B&W、800 D3シリーズの新最上位機種「800 D3」。創立50周年記念モデル

2016/05/06 編集部:小澤 麻実
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英Bowers & Wilkins(B&W)は、「800 D3シリーズ」の最上位機種となるスピーカー「800 D3」を発表した。同社創立50周年を記念して投入されるモデル。発売時期や価格について、B&W公式サイトでは言及されていない。また、日本で輸入販売を手がけるディーアンドエムホールディングスは、現時点で本件についてアナウンスしていない。

「800 D3」

“800 Diamond”シリーズの最新世代となる「800 D3シリーズ」は昨年秋に「802 D3」「803 D3」「804 D3」「805 D3」の4機種が発売されており(関連ニュース)、今回発表された「800 D3」はその最上位機種にあたる。登場することについてはかねてから明言されていたが、他モデルに比べ大型であるため製造が難しく生産が追いつかないという理由から正式発表はされていなかった。

「800 D3」

「800 D3」は、3ウェイ・4スピーカーのバスレフ型スピーカー。仕様の大部分は「802 D3」と共通しており、ユニット構成は25mmダイアモンド・トゥイーター1基、150mmコンティニュアムコーンDSTミッドレンジ1基、までは802 D3と同じ。ヘッドにも「タービンヘッド」を採用している。

しかしベースドライバーが200mmではなく250mmのエアロフォイルコーン・ウーファー2基になっている。これにより、再生周波数帯域は13Hz〜35kHzと、802 D3(14Hz〜35kHz)よりも低域側を伸ばしている。

能率は90dB。外径寸法は413W×1,217H×611Dmm。質量は96kg。キャビネットの仕上げはローズナット/グロスブラック/サテンホワイトの3種類。

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