ダンピングファクターは従来機の倍の1,000を達成

アキュフェーズ、AB級モノラル・パワーアンプの最上位「M-6200」

公開日 2015/02/16 18:01 ファイル・ウェブ編集部
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アキュフェーズは、AB級動作のモノラル・パワーアンプ「M-6200」を4月上旬より発売する。価格は900,000円(税抜)/1台。

M-6200

M-6200は「M-6000」の後継モデル。純A級モノラル・パワーアンプの最上位機「A-200」に対して、本機はAB級モノラルパワーアンプの最上位機という位置づけとなる。定格出力は1,200W/1Ω、600W/2Ω、300W/4Ω、150W/8Ω(20〜20kHz)。

独立した2台の完全同一回路のパワーアンプ・ユニットを筐体の左右に配置して並列ドライブすることで、低出力インピーダンスのパワーアンプを実現。出力素子は、16パラレル・プッシュプル構成による「ハイパワー・トランジスター」を搭載する。

背面端子部

電源部はアルミ鋳物ケースに収納された高効率大型トロイダル・トランス、特注による48,000μF大容量フィルター・コンデンサー2個などから構成。ケミコンもA-200に搭載したものと同様の新構造を採用。1Ωのインピーダンスで1,200Wの出力を達成している。

アンプ全体の構成には、同社最新の「超低雑音インスツルメンテーション・アンプ」を導入し、高いS/Nを実現。アンプ各段にはカレントフィードバック増幅器を用いて、広帯域でありながら安定した増幅を実現したという。出力段は、M-6000がパワーMOS FETを用いているのに対し、本機ではバイポールトランジスタを採用している。

入力部(前段)のローノイズ電圧増幅段にて22dBのゲインを持たせ、パワー増幅段(後段)への雑音の影響をより抑えたことも特徴。この22dBのゲインを実現するため、前段は新規設計の電圧帰還型ディスクリートアンプとしている(M-6000の前段はディスクリートアンプではなかったので、ゲインに制限があった)。結果、M-6000に比べてノイズレベルは1/2(A-200と同等)まで抑えている。

プロテクション回路には音質と長期信頼性に優れた「MOS FETスイッチ」や「エッジワイズ・コイル」を搭載することで、やはり徹底的に低インピーダンス化を行い、ダンピングファクターを大幅に改善。ダンピングファクターはM-6000の500に対して、本機は1,000を実現している。

入力はRCAおよびXLRを搭載。バランス入力端子の位相切り替えスイッチも備える。スピーカー端子はYラグやバナナプラグも使用できる超大型タイプを採用。従来モデルのM-6000はスピーカー端子を1組搭載だったが、本機は2組を搭載することで、バイワイヤ接続にも対応する。

全高調歪み率は0.05%(2Ω)・0.03%(4〜16Ω)、周波数特性は20Hz〜20kHz(+0、-0.2dB)。負荷インピーダンスは連続出力仕様時で2〜16Ω、音楽信号時で1〜16Ω。ダンピングファクターは1,000。S/N(A補正/入力ショート)は、127dB(GAINスイッチ MAX)。

最大外形寸法は465W×220H×499Dmm、質量は40.2kg。

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  • ジャンルパワーアンプ
  • ブランドACCUPHASE
  • 型番M-6200
  • 発売日2015年4月上旬
  • 価格¥900,000/1台(税抜)
【SPEC】●定格出力:1,200W/1Ω、600W/2Ω、300W/4Ω、150W/8Ω(20Hz〜20kHz) ●全高調歪率:0.05%(2Ω)、0.03%(4〜16Ω) ●周波数特性:20Hz〜20kHz(+0,-0.2dB) ●負荷インピーダンス:連続出力仕様時…2〜16Ω、音楽信号時…1〜16Ω ●ダンピングファクター:1,000 ●S/N比(A補正/入力ショート):127dB(GAINスイッチ MAX) ●外形寸法:最大465W×220H×499Dmm ●質量:40.2kg