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【CES】フルテック、DSD 5.6MHz対応ポタアン「A1」や「GT40」のMK2モデル/ヘッドホン上位モデルも登場

オーディオ編集部
2014年01月08日
ベネチアンタワーに出展しているフルテックのブースでは、同社ADLブランドを中心に注目の新製品が多数発表されているので、ご紹介していくことにしよう。

DSD 5.6MHz/2.8MHz対応のポータブルヘッドホンアンプ「A1」

まずADLブランドからは新製品のUSB-DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ「A1」が発表された。

USB-DAC搭載のポータブルヘッドホンアンプ「A1」。Andriod対応モデルで2.8MHz/5.6MHzのDSDネイティブ再生に対応可能

従来モデル「X1」はLightning入力端子を備え、iOS端末からのデジタル伝送に対応していたが、新たに登場する「A1」は、さらに2.8MHz/5.6MHz DSDネイティブ再生対応のUSB-DAC機能も搭載している。また、「X1」に搭載されてない新たな機能としては、3.5mmのTOS LINKによる光出力端子も装備。これにより、192kHz/24bit対応のDDコンバーターとしても使うことができる。Andriod系のOTG入力にも対応する。発売や価格は未定。

「A1」には3.5mmのTOS LINKによる光出力端子も装備。これにより、192kHz/24bit対応のDDコンバーターとしても使うことができる


USB-DAC「GT40」のMK2モデル参考出展
 ー フォノイコ入力搭載&DSD対応


さらに、フォノイコライザー入力にも対応したUSB-DACの人気モデル「GT40」のマーク2モデルとなるプロトタイプが参考出展された。

USB-DACの人気モデル「GT40」のマーク2モデル試作機。2.8MHz/5.6MHzのDSDネイティブ再生にも対応した上で、全体的な音質も大幅なグレードアップが図られるとのこと

こちらは従来モデルの「GT40」と平行して発売される上位モデルとなる予定で、2.8MHz/5.6MHzのDSDネイティブ再生に対応。フォノイコライザーも内蔵しているが、この上位モデルにはフォノ入力端子と別にライン入力端子も装備。この2つの入力は「GT40」では兼用となっていたが、別々にすることで利便性も高まり、プリアンプとしても使用しやすくなっている。

「GT40」マーク2モデルのリア部。フォノ入力端子と別にライン入力端子も装備することで、プリアンプとしても使用しやすくなった

「GT40」はPCM信号も96kHz/24bitまでの対応だったのに対し、この新モデルは192kHz/24bitまで対応。さらにグレードの高いDACチップも搭載する予定になっているため、音質的にも大幅な向上が期待できる。こちらも価格と発売は未定。モデル名は「GT40mk II」にはならずに、別の名称を検討しているという。またボディカラーに関しても、写真のようなシルバーではなくブラックを予定しているという。


音質を向上したUSBケーブル「GT2Proシリーズ」


USBケーブルにもニューモデル「GT2Proシリーズ」が登場。銅と銀の合金を線材に採用し、従来モデル「GT2」よりも音質が大幅にグレードアップされた
USBケーブルにもニューモデルとして「GT2Proシリーズ」を発表。こちらは同社ラインアップの「GT8」と同様に銅と銀の合金を線材に採用したもので、従来モデルの「GT2」よりも音質的に大幅にグレードアップされるという。


オーバーヘッドホン上位モデル「H128」「H138」

その他にも日本でも発表されたばかりのカナル型イヤホン「EH008」を展示。デュアルドライバーを搭載し、コネクターやコードにもこだわった注目モデルとなっている。

日本でも発表されたばかりのカナル型イヤホン「EH008」。デュアルドライバー搭載の注目モデルだ

オーバーヘッド型は昨年発売された「H118」に続き、上位モデルの「H128」を発表。ハイレゾ音源に対応すべくφ40mmドライバーを新規に開発。プラグ部やケーブル部等細部にわたって最高の素材を投入したモデルとなっている。オーバーヘッドの部分の素材も本革を使っており、質感的にも高級感な仕上げとなっている。

オーバーヘッド型ヘッドホンは上位モデル「H128」が登場。ハイレゾ音源に対応すべくφ40mmのドライバーを新規開発

さらに上位モデル、最高峰として登場予定の「H138」も発表

同ブースにはこの「H128」よりもさらに上位となる「H138」も展示。最高峰モデルとして、さらに質感と形状を高めて発売を予定しているという。


スピーカーターミナルやインレットプラグの新製品も

フルテックブランドとしてプラグ類にも注目のラインアップが登場している。スピーカーターミナル「FT-860シリーズ」には、ワンピース構造のWire-Wound Binding Postsを採用。これはワイヤー状のAlpha-OCC材1本で、入力側と出力側を貫通させることで、より精密な伝送を実現するというもの。価格的にも従来モデルよりもお求めやすい価格で提供できる点が大きなメリットになるという。出力側の端子にはピュアカッパー素材による専用のカプトン端子を開発し、これにより確実な接続が手軽に実現できるようになる。

スピーカーターミナル「FT-860シリーズ」には、ワンピース構造のWire-Wound Binding Postsを採用

Wire-Wound Binding Postsの仕組み

ラインアップは4モデルを予定しており、上位モデルの「FT-869」のみ、従来の高級プラグに採用しているトルクリミッター機能を装備する。

プラグ類としてはさらに注目モデルが発表された。IECインレットプラグ「FI-68」は、電源ノイズフィルターをプラグ自体に内蔵させたモデル。同社の人気モデルである「Flowシリーズ」に採用しているフィルターと同様のものを内蔵しているという。かなり縦長のサイズになってしまうが、まさに新発想のインレットプラグである。

IECインレットプラグ「FI-68」には「Flowシリーズ」に採用しているノイズフィルターを内蔵

ここにご紹介したいずれの製品も価格、発売日等は未定になっているが、2014年に発売されるニューモデルとして、いずれも注目を集めることは間違いないだろう。

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