最高峰の「セイラム」や「シグネチャー」がさらに進化

英国コード・カンパニーより新ケーブル「チューンド・アレイ・シリーズ」が登場

公開日 2012/09/20 18:35 季刊・analog編集部
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アンダンテラルゴ(株)は同社が取り扱う英国のケーブルブランド「ザ・コード・カンパニー」より、最新技術を搭載した「TUNED ARAY(チューンド・アレイ)・シリーズ」の発売を開始した。

この「チューンド・アレイ」は同社の最高峰モデルである「セイラム」と「シグネチャー・プラス」のインターコネクトケーブルされた技術であり、それぞれが「セイラム・チューンド・アレイ」と「シグネチャー・チューンド・アレイ」という形で従来モデルと入れ替わる形で発売される。

AREY(アレイ)とは「Audio Reference Attenuating Yoke」の略。具体的には従来モデルは3線(1本が信号線で2本がグランドアース)の平行配置であったのに対し、このアレイ・シリーズでは、さらにグランドアース用の第4のケーブルを追加した4線のツイスト構造となっているのが特徴。その他にも、さらに悪化を続けるノイズ環境に対応すべく、細部にわたる対策が施されているという。

SARUM Tuned ARAY

SIGNATURE Tuned ARAY

この「チューンド・アレイ・シリーズ」のラインアップは以下の通り。「セイラム・アレイ」はRCAとXLRのインターコネクトケーブルとデジタルケーブル、「シグネチャー・アレイ」はRCAのインタ―コネクトケーブルのみがラインアップされる。

■「チューンド・アレイ・シリーズ」のラインアップ
SARUM Tuned ARAY RCA、XLR
RCA=¥252,000(1mペア)/XLR=¥315,000(1mペア)
※従来モデルよりそれぞれ¥21,000(税込)アップ

SARUM Tuned ARAY Digital RCA、XLR、BNC  
Y241,500(1m)
※従来モデルよりそれぞれ¥21,000(税込)アップ

SIGNATURE Tuned ARAY
RCA=¥147,000(1mペア、XLR仕様はなし)
※従来モデルより¥18,900(税込)アップ

さらに、下記のように従来モデルを愛用されているユーザーに対しては、格安価格にてアップグレードサービスも実施している。

■アップグレード情報
【対象モデル】
「SARUM」、「SIGNATURE PLUS」、「INDIGO PLUS」のインターコネクトケーブル   
【料金】全て¥42,000(税込)※アンダンテラルゴ(株)までの送料はユーザーご負担
※希望者にはアップグレード依頼中、同社の「CADENZA」等を代わりに無償でお貸出し

なお、このARAYテクノロジーを搭載した新シリーズとして、好評のミドルクラス「CADENZA」と「SIGNATURE」や「SARUM」との中間に位置する注目のモデルとして、「ANTHEM(アンセム)Reference」も新登場。RCAとXLRのインターコネクトケーブルがラインアップされている。

新モデル「ANTHEM Reference」(RCA:\63,000/1mペア、XLR:\105,000/1mペア)

これら「チューンド・アレイ・シリーズ」の詳細と、その音質効果については、9月15日より好評発売中の『analog vol.37』にて林 正儀氏のレポートを掲載しているので、こちらもぜひともご参照いただきたい。

『analog vol.37』に掲載の記事

好評発売中の『analog vol.37』(1,500円)

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