国産新ブランドのデビュー機

アクシス、ARACRAFT社製品の取扱いを開始 ー スピーカー「AL100ND」

公開日 2011/12/20 18:07 ファイル・ウェブ編集部
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アクシス(株)は、国産の新ブランド「ARACRAFT(アラクラフト)」の取扱いを開始する。ブックシェルフスピーカー「AL100ND」を発売する。


AL100ND
本機は2ウェイ・バスレフ型のコンパクトなブックシェルフスピーカー。価格は184,800円(ペア・税込)。

ARACRAFTは数十年にわたってJBL製品の開発に携わってきたMr.ARAIが興した新ブランド。本機はブランドにとっても初めての製品となる。

ユニットは115mmコーン型ウーファーと、19mmコンプレッショントゥイーターを組み合わせた2ウェイ仕様。クロスオーバー周波数は5.5kHz、インピーダンスは4Ω、周波数帯域は60Hz〜40kHz、出力音圧レベルは85dB/2.83V。

本体外形寸法は148W×206H×223Dmm、質量は7.4kg。

ウーファは115mm口径の逆ドーム型。カスタム金型によるアルミ・マグネシウム合金ダイアフラムが採用されており、高剛性ながら適度な内部損失を保てる特性から、分割振動を抑制する効果を備えているという。76mm口径の大型ネオジウムマグネットとショートボイスコイル/ロングギャップ磁気回路、14mm厚のトッププレートと相俟って、ピストンモーションの直線性を大きく向上させている。ボイスコイルボビンにはガラス強化ポリイミド樹脂フィルムを採用し、振動方向への強度とともに耐熱性を高め、高いリニアリティーを実現するとともに、歪率も低く抑えている。

振動板のエッジには低温でも硬化しにくく、かつ屈曲動作にも優れるブチルゴムを採用し、低域の再生能力を高めた。また振動系を確実に支えるとともに不要な共振を抑制するカスタム金型によるアルミダイキャストフレームを採用した。

トゥイーターはウーファーと同じ素材のアルミ・マグネシウム合金ダイヤフラムによる19mm口径のコンプレッション・トゥイーターを採用する。低域と音色の統一を図りながら、高域に透明感を持たせた。バックカバーにはアルミ削り出し素材が用いられている。

ネットワーク部は、ウーファーに低損失大型空芯コイルを使用した-12dBローパスフィルターを、トゥイーターには高品位ポリプロピレンコンデンサーを使用した-18dBハイパスフィルターを採用する。真鍮削り出し金メッキターミナルはPCボードにダイレクトに接続している。パーツも高音質再生にこだわった。

【問い合わせ先】
アクシス(株)
TEL/03-5410-0071

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  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドARACRAFT
  • 型番AL100ND
  • 発売日2011年12月下旬
  • 価格¥184,800(ペア・税込)
【SPEC】●形式:2ウェイ・バスレフ型 ●ユニット:115mm コーン型ウーファー、19mm コンプレッションツィーター ●インピーダンス:4Ω ●最大許容⼊⼒:70W ●周波数帯域:60Hz〜40kHz ●クロスオーバー周波数:5.5kHz ●出⼒⾳圧レベル:85dB/2.83V ●外形寸法:148W×206H×223Dmm ●質量:7.4kg