昭和から平成のオーディオクロニクルがまる分かり

牧野良幸氏のイラストエッセイ「オーディオ小僧の食いのこし」が単行本化

公開日 2009/03/19 16:32 季刊・アナログ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

「オーディオ小僧の食いのこし」牧野良幸・著
音楽とオーディオが分かるイラストレーターとしてお馴染みの牧野良幸氏。アナログ誌の人気連載「レコード悦楽人登場!」にも登場した同氏が執筆する、オーディオをテーマにした単行本『オーディオ小僧の食いのこし』が共同通信社より発売される。

2001年からFM fanで連載され、その後オーディオベーシックで連載されているイラストエッセイ「オーディオ小僧の食いのこし」をまとめたもの。幼少時代、60年代初めのソノシート、ホームシアター、そして21世紀のハイファイに至るまで、牧野氏の40年近いオーディオ遍歴がイラストと共にユーモアに描かれている。

特に一番の見所は、70年代のオーディオブームとエアチェックのくだり。当時は誰もが体験していたエアチェックにまつわるエピソードを、実体験を交えて面白おかしく紹介している。

一冊で昭和から平成までのオーディオクロニクルが分かる優れた内容の同誌。幅広い音楽ファンへお薦めしたい一冊だ。

【単行本の詳細】
書名:『オーディオ小僧の食いのこし』
発行:共同通信社
定価:1,680円


この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE