KEF JAPAN、新リファレンスシリーズ第1弾「Model 203/2」を発売

2006/11/21
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Model 203/2

新Uni Qドライバーの構造図
KEF JAPANは、新開発のUni Q(ユニキュー)ドライバーを搭載したトールボーイスピーカー「Model 203/2」を11月末に発売する。価格は968,100円(税込)。

本機は、同社の最高級シリーズ「REFERENCE」の新モデル第1弾となる。今後、REFERENCEの他モデルも、順次マークIIとして新バージョンが発売される予定だ。

新たに開発したUni Qドライバーは、開発コードネーム「オースティン」と呼ばれるもので、4年余りの歳月をかけて完成した。300Hzから55kHzまでを完全点音源で再生することが可能。

ドーム形状の改善とモーター部の形状を変更したことにより、従来外付けであったハイパートゥイーターを取り込むことに成功し、Uni Qドライバー本来の点音源を実現。位相特性を高めた。

トゥイーター部は背面のエアープレッシャーを減らすベンチレーション構造とし、音の抜けが大きく改善した。ウーファー部は、モーターの改善により低歪ロングスロー構造とし、低域再生能力を改善したことにより、クロスオーバーを300Hzとした。

また、PPコーンの形状を浅くし、Uni Qドライバーのメリットである高域の拡散角度の良さをさらに改善。試聴位置におけるスウィートスポットをより広げることに成功した。また、コーンの形状を再設計し、トゥイーターとウーファーの音離れのタイミングを一致させたという。

Uni Q以外のユニットでは、ウーファー部は16.5cmのものを2本搭載し、ツインドライブしながらそれぞれ独立したチャンバーとポートを持たせることで、定在波を解消しクリアでタイトな低域を実現している。

本体色はピアノ・ブラック、チェリー、ウォールナット、シカモアの4色。ウォールナットのみ2007年2月の発売となる。

なおKEF JAPANでは、2006年12月31日までに本機をペアで注文した方に、コンパクトなダイキャスト製スピーカー「HTS3001B」をペアでプレゼントするキャンペーンを実施する。申し込みはKEF JAPAN リファレンスシリーズの正規販売店まで。

【問い合わせ先】
KEF JAPAN
TEL/042-388-2030

(Phile-web編集部)

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  • ブランドKEF
  • 型番Model 203/2
  • 発売日2006年11月末
  • 価格¥968,100(ペア・税込)
【SPEC】●感度:89dB/2.83V/1m ●インピーダンス:8Ω ●周波数特性:55Hz〜55kHz(±3dB) ●クロスオーバー周波数:300Hz、2.3kHz ●外形寸法:248W×1040H×405Dmm ●質量:26kg