デノン、エントリークラスのプリメインアンプ「PMA-390AE」を発売

公開日 2006/02/17 16:53
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PMA-390AE(SP)

PMA-390AE(K)
デノンは、エントリークラスのプリメインアンプの新モデルとして「PMA-390AE」を3月中旬より発売する。価格は45,150円(税込)。本体カラーはプレミアムシルバー(SP)とブラック(K)の2色を用意した。

本製品は、同社プリメインアンプの上級機で搭載されているUHCシングルプッシュプル回路の思想を受け継ぎ、「HCシングルプッシュプル回路」を搭載。電流供給能力とピーク電流が従来型トランジスタの2倍の能力を持つHC-トランジスタを採用し、安定感ある音楽の表現能力を獲得しているという。

また、「HCシングルプッシュプル回路」の能力をフルに引き出すため、整流回路には上級機に採用されている信頼性の高いショットキーバリアダイオードを採用。高速動作による低ノイズ特性と優れた大電流特性により、力強くノイズの少ない高音質再生を可能にしているという。


背面端子部

内部構造
電源トランスは、アナログ系、コントロール系で巻き線が分離独立しており、回路間での干渉を抑え、音質への悪影響を排除。また、リモートパワーオフのスタンバイ時用に専用トランスを搭載している。

また本機は、小信号回路、大信号回路、マイコン回路などを理想的に分離させ回路間の干渉を抑えるS.L.D.C(. Signal Level Divided Construction)を採用。また、CD、PHONOの入力切り替え用には不活性ガス封入リレーを採用し、ストレートな信号経路を形成している。さらに、オリジナルの高音質平滑用ブロックコンデンサーや、高音質カーボン抵抗、高音質コンデンサーなど、音質、信頼性に優れたパーツを厳選して使用するなど、細部にわたって高音質設計を施している。

トーン回路、パワーアンプ回路などの各回路は綿密な調整により、実使用時の周波数特性の上限を100kHzまで確保。またボリューム回路を改善することで、実使用時にアンプ内で発生するノイズを抑え、高度な分解能を獲得しているという。

通常のリスニング時などマイコンがコントロールを行わない時に、マイコンの全ての動作を停止する「マイコンストップモード」や、BASS、TREBLE、LOUDNESS、BALANCEのコントロール回路をバイパスすることで簡潔な信号経路を実現する「ソースダイレクト機能」など、高音質にこだわった各種機能も採用されている。

【問い合わせ先】
株式会社デノンコンシューマーマーケティング
宣伝部
TEL/03-6731-5540

(Phile-web編集部)

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  • ブランドDENON
  • 型番PMA-390AE
  • 発売日2006年3月中旬
  • 価格45,150円(税込)
【SPEC】●定格出力(両チャンネル駆動時):50W+50W(8Ω、20Hz〜20kHz、T.H.D.0.1%) ●実用最大出力:100W+100W(4Ω、1kHz、EIAJ) ●全高調波歪率:0.01%(1kHz、8Ω) ●出力端子:スピーカー A or B 4〜16Ω、スピーカー A+B 8〜16Ω ●入力感度/インピーダンス:LINE 105mV/47kΩ(ソースダイレクトOFF時)、105mV/13kΩ(ソースダイレクトON時)、PHONO 2.5mV/47kΩ ●周波数特性:5Hz〜100kHz +0、-3dB ●SN比(Aネットワーク):LIN 107dB(ソースダイレクトON時)、PHONO 86dB(入力短絡時、5mV入力時) ●消費電力:150W ●外形寸法:434W×121H×337Dmm(足、ツマミ、端子を含む) ●質量:7.1kg