オリンパスは、ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II」用のファームウェア「Ver.3.0」を公開した。

本アップデートでは、AF性能の向上や画質の向上が実現。「OM-D E-M1Xで達成した高精度なAF性能と高画質化を実現」と説明されている。

AFについては、E-M1Xに採用されたAFアルゴリズム（動画AF含む）を搭載。AF低感度限界は-6EVに向上し、AF機能として「C-AF 中央優先」「グループ25点」「C-AF+MF」といった設定も選べるようになった。

また画質面では、高感度時のノイズがファームウェアVer.2.3と比較し、約1/3段改善。低感度画像処理（解像優先）機能も追加された。

そのほか、フリッカーレス撮影や「OM-Log400」といった、E-M1Xで搭載された機能にも対応する。

純正画像編集ソフトウェア「Olympus Workspace」のVer.1.1へのアップデートも本日より開始されており、フォーカスブラケットで撮影した画像の深度合成、比較明合成、USB RAW編集に対応する。なおUSB RAW編集は、E-M1 Mark IIではVer.3.0、E-M1XではVer.1.1（本日より提供開始）にアップデートすることで対応するようになる。