CIAの任務と麻薬の密輸を両立!? トム・クルーズ演じる実在した破天荒男のウソみたいなホントの話
サブスクで映画を観ることが当たり前となりつつある昨今、その豊富な作品数故に、一体何を観たら良いのか分からない。そんな風に感じたことが、あなたにもありませんか。本コラムでは、映画アドバイザーとして活躍するミヤザキタケルが水先案内人となり、選りすぐりの一本をあなたにお届け。今回は2017年公開の『バリー・シール アメリカをはめた男』をご紹介します!
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『バリー・シール アメリカをはめた男』
(配信:Netflix / U-NEXT)
4K ULTRA HD+Blu-rayセット::6,589円(税込)/Blu-ray:2,075円(税込)/DVD:1,572円(税込み)発売/販売元:ハピネット・メディアマーケティング
(C)2018 Universal Studios. All Rights Reserved.
『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs. スミス』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などで知られるダグ・リーマン監督が、トム・クルーズ主演で描く実話をもとにしたクライム・アクション。
1970年代、民間の航空会社でパイロットとして働いていたバリー(トム・クルーズ)。確かな操縦技術と密輸に手を染めていた事実から、CIAのシェイファー(ドーナル・グリーソン)にスカウトされ、極秘の偵察任務に参加することに。その過程で麻薬王とも手を組み麻薬の運び屋も始めたバリーは、瞬く間に大金を得ていくことになるのだが…。
トム・クルーズが主演を務め、邦題には「アメリカをはめた男」という副題がついている。そのため、やり手な男がCIAなどの国家機関を翻弄する華麗な犯罪ものをイメージされる方が多いと思う。
しかし、本作に登場するバリー・シールは、状況に流され続けているだけで、そこに明確な己の意志は存在しない。
卓越した裏社会でのスキルを持ち合わせているわけでもなし、ド派手なバトルアクションを繰り広げるでもなし、平凡な男が幸か不幸かCIAや麻薬王と関わりを持ち、数多の窮地を運良く切り抜け、莫大な金を得ていくという嘘のような本当の話を楽しむ娯楽作というのが実情。それくらいの距離感や温度感で本作と向き合えたのなら、違和感なく作品と向き合うことができるはず。
そして、本作の原題は『American Made』。バリー・シールのことを指しているのか、それとも、劇中で描かれていく紛争や麻薬産業のことを指しているのか。どう受け止めるかはあなたの目と心次第……。
(C)2018 Universal Studios. All Rights Reserved.
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| ミヤザキタケル 1986年生まれ、長野県出身。2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。 宝島社sweetでの連載をはじめ、WEB、雑誌、ラジオなどで、心から推すことのできる映画を紹介。そのほか、イベント登壇、MC、映画祭審査員、BRUTUS「30 人のシネマコンシェルジュ」など、幅広く活動中。 |






















