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【第234回】ミヤザキタケルの気軽にホームシネマ

こんな渋いジャッキーを待っていた! サイバー犯罪集団を追跡するバトルアクション

公開日 2026/08/28 06:30 ミヤザキタケル
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サブスクで映画を観ることが当たり前となりつつある昨今、その豊富な作品数故に、一体何を観たら良いのか分からない。そんな風に感じたことが、あなたにもありませんか。本コラムでは、映画アドバイザーとして活躍するミヤザキタケルが水先案内人となり、選りすぐりの一本をあなたにお届け。今回は2025年公開の『シャドウズ・エッジ』をご紹介します!

                   ◇

 

『シャドウズ・エッジ』
(配信:Amazon Prime Video)

『シャドウズ・エッジ』
豪華版Blu-ray:11,000円(税込)/Blu-ray:5,720円(税込)/DVD:9,900円(税込) 
発売元:クロックワークス/販売元:TCエンタテインメント
(C)2025 IQIYI PICTURES (BEIJING) CO., LTD. BEIJING ALIBABA PICTURES CULTURE CO., LTD. BEIJING HAIRUN PICTURES CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

2007年製作の香港映画『天使の眼、野獣の街』を、ジャッキー・チェン主演、中国・香港の合作でリメイクしたサイバー・バトル・アクション。

マカオで起きたサイバー犯罪集団による強奪事件の手がかりを掴むべく、第一線を退いていた追跡のエキスパート・黄徳忠(ジャッキー・チェン)が招集される。AIを用いた最新技術と昔ながらの捜査術を用いて、犯罪集団のボスであり「影」と呼ばれる傅隆生(レオン・カーフェイ)の居所を突き止める警察であったが……。

言わずと知れたアクション映画界のレジェンド、ジャッキー・チェン。そんな彼も2026年で72歳。代表作を挙げればキリがないが、近年の出演作において代表作と呼ぶべき作品は正直なかったように思う。

しかし、本作の彼は一味違う。現役を退いた身でありながらも、熟練した腕と知識を持ち、かといって無敵の超人といった突出した描き方がされているわけでもない。年相応に若い世代に託すところは託し、自身が活躍すべき箇所ではしっかりと活躍する。つまりは、ジャッキーの実年齢に合わせた描かれ方がなされており、年齢を重ねた今のジャッキー・チェンだからこそ放てる魅力を存分に味わわせてくれるのである。

また、黄徳忠に導かれ成長していく何秋果(チャン・ツィフォン)や、追跡される傅隆生ら犯罪集団グループの人間模様も丁寧に描かれており、ジャッキーのみにフォーカスを当てているわけではない作品のバランス感覚も素晴らしい。エンドロールには、ジャッキー映画おなじみのNG集もあるのでお見逃しなく♪

(C)2025 IQIYI PICTURES (BEIJING) CO., LTD. BEIJING ALIBABA PICTURES CULTURE CO., LTD. BEIJING HAIRUN PICTURES CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

※本稿記載の配信サービスは執筆時点のものになります。

ミヤザキタケル
1986年生まれ、長野県出身。2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。 宝島社sweetでの連載をはじめ、WEB、雑誌、ラジオなどで、心から推すことのできる映画を紹介。そのほか、イベント登壇、MC、映画祭審査員、BRUTUS「30 人のシネマコンシェルジュ」など、幅広く活動中。

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