【ミニレビュー】ケーブルインシュレーターはS/Nに効く!Synergistic Research「Carbon Performance Elevators」
注目のオーディオアクセサリー製品の魅力をワンポイントでお届けする「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今回はアメリカ・Synergistic Research(シナジスティック・リサーチ)のケーブルインシュレーター「Carbon Performance Elevators」をチェックする。
S/Nが向上、音場が静かで見通しがいい
米Synergistic Researchのケーブルインシュレーター「Carbon Performance Elevators」は4個で1セット。持ってみるととても軽い。振動吸収効果が高いことで知られるドライカーボン製である。上部の赤い部品は同社のHFT(High Frequency Transducer)と似た形状。
このすぐ上にケーブルを載せるわけだが、取扱説明書にはHFTがリスナー側を向くようにとの注意書きがある。電源ケーブル、デジタル同軸ケーブル、インターコネクトケーブルの下に設置してQobuzで試聴してみた。
びっくりするほど変わった。ケーブルインシュレーターでここまで音が良くなるとは。S/Nと解像度がともに向上している。
Yosi Horikawa「Bubbles」を聴くとその効果が特に分かりやすい。各音像が賑やかに3次元的に展開する背景をなす音場空間の透明度が、ながら聴きでも容易に分かるほどに高まっている。だからさまざまな物体の素材感の描き分け、そしてそれらが床に落ちては弾む音の位置が特に耳を澄まさなくても把握できるのだ。
ケイティ・メルア「Piece By Piece」でもギターで始まる冒頭からやはり音場が静かで見通しがいい。ドラムスがシャープに定位し、ヴォーカルは子音に嫌なエッジが伴わず解像度だけが高まっている。
ケーブルインシュレーターはいわゆる「アクセサリーのアクセサリー」で凝る人はまだまだ少ないかとは思うが、機会があったらぜひ試聴していただきたい。効果が大きいジャンルなのは間違いない。


























