公開日 2026/02/04 06:30

ELACのデザインBluetoothスピーカー「NAVA100」は音質も本格派!ステレオ再生もチェック

名門ブランドならではのチューニングが施されたサウンド
ELAC「NAVA100-WH」 49,500円(税込)

ドイツを代表するオーディオブランドであるELACから、創業100周年のアニバーサリーモデルとして「NAVA100」が登場した。Adsmコラボモデルの新機種であり、デザイン性に富んだ、コンパクトなBluetoothスピーカーがリリースされた。

ELACは名門ブランドであるため、100周年モデルとして高額な本格スピーカーから続々と登場する印象が強かったのだが、同社が確固たる地位を築き100周年を迎えられたのは、保守的な姿勢よりもチャレンジングな製品開発を続けてきた背景があるのだろう。

終戦後いち早くオーディオ分野へと舵を切り、レコードプレイヤー黄金期の中心で躍進する機会を得たことに象徴されるように、その視線を過去ではなく現在と未来に向けてきたからこそ発展し続けてきた、それがELACというブランドだ。NAVA100は、その象徴だと感じた。

本格オーディオの手応えを感じさせてくれるドライバーユニットを搭載

実物を見ると、まず製品写真から受ける印象よりも、とてもコンパクトだ。横幅は、昨今のスマートフォンの縦の長さと同程度。ベッド周りのちょっとしたスペースに、スマートフォンと並べて置いて、就寝時にコンテンツを楽しむといったシーンが、自然と思い浮かぶ。

Adsmコラボの証にロゴマークを備える

カラーやデザインは、実際に触ってみると落ち着きのある仕上げと色合いとなっており、重量もしっかりと感じさせる。スピーカーユニットは、75mmドライバーを1基、低域増強用のパッシブラジエーターを2基搭載、最大15時間再生を実現する大容量バッテリーを搭載といった充実の内容だ。本格オーディオ的な手応えを感じられる。

過不足ない低音とバランスの良いサウンドを両立する

本格的なドライバー構成が生み出す性能を土台に、名門ブランドならではのチューニングが施されたサウンドは、当然ながら見事な整いだ。パッシブラジエーターによるどっしりとした低音で全体を支えつつ、それだけが目立ちすぎることもない。

ボーカルなり、ソロ楽器なり、それぞれの楽曲での主役である中高域パートの魅せ方、聴かせ方もさすがだ。低音を求めるリスナーにも不足を感じさせず、音楽的バランスを求めるリスナーの求める部分にも応えてくる、巧い塩梅を成し得ている。

ラジオなどトークコンテンツでの声の素直さ、聴き心地の良さも推せるポイント。スピーカーが1台の場合はモノラル再生となるが、さまざまな場所に置かれることが想定されるポータブルスピーカーとしては、音場感等が設置環境に左右されにくいという利点も発揮される。

本体の天面部に操作ボタンを設置。

充電用のUSB Type-C端子を装備。外形寸法は150W×128H×78Dmm、質量は1.4kg

「デュアル・プレイ」のステレオ再生によって楽曲本来の表現を再現

「デュアル・プレイ」によってステレオ再生に対応。先に接続したモデルが左音声となる

NAVA100を2台連携して使用すれば、すぐにステレオ再生に対応する。「デュアル・プレイ」を設定して左右を適切な距離や角度で設置すると、期待を超える向上だ。低域再生の負荷が左右に分担されるおかげか、ベースラインはよりクリアになる。

ステレオ空間を活用して、様々な音を緻密に配置したエレクトリック楽曲は、モノラル再生では情報量をさばきいれていなかったが、「デュアル・プレイ」によって一気に解消され、楽曲本来の表現が再現される。より音質にこだわったELACサウンドを体感したいユーザーは、「デュアル・プレイ」でぜひ楽しんでほしい。

シンプルな言葉でいうと、NAVA100は極めて実用的でハイクオリティなBluetoothスピーカーだ。100周年記念モデルとして、NAVA100のようなキャラクターをもったスピーカーを打ち出してくるセンスも、とてもELACらしいと、改めて感じさせてくれるBluetoothスピーカーだ。

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